Freddie Mercury solo / バルセロナ (1988年)  収録
邦題 「ラ・ジャポネーズ」  (Freddie Mercury / Mike Moran)    作 







『クイーン  フレディ・マーキュリー神話~華麗なる生涯~』 より



「彼は、ラ・ジャポネーズを気に入っていました。
私はそれほど乗り気じゃなかったけど、彼がぜひと言うので
やってみることにしました。
後になってとても好きな曲になったわ」

「アルバムのそれぞれの曲が出会いなのよ。
ふたつの世界が出会って、ふたりの友達が出会う。
フレディは音楽をとても愛していたわ」       
           
                                                    <モンセラート・カバリエ>


フレディの親日ぶりがうかがわれる曲です~♪




■ ラ・ジャポネーズ

素晴らしい朝が明ける
夜明けが呼びかける
心の泉が湧き出る
夢のよう

僕の中の彷徨い人が
世界に魔法の力を注ぐ
心の泉が溢れ出る

穏やかな魅惑 美しい誘惑
夜明け、季節、夢、希望
大海と光が呼んでいる

夜明けの太陽が微笑みで祝福する
海から魔法の真珠 しなやかなそよ風
誠実な友 空の守護天使
この年月 いつもよくしてくれた
両手を挙げて挨拶し おそれることなく信じてくれた
最後まで

遠い国のあなたに魅せられて
あまりにも美しい、いい夢のよう
いつまでもいい

愛の光、希望と夢

すべてが黄金に輝く時
おお すべてが ああ すべてが
唯一 地上の生ける宝物

おお、呼んでいる
夢のよう

すべてが黄金に輝く時
ああ すべてが すべての人々が

夜明け、季節、夢、希望
ああ
夜明け、季節、夢、希望

      訳 : イーリファー・コダマ / UNCUL



 
 BARCELONA


『クイーン フレディ・マーキュリー神話~華麗なる生涯~』より。。。

 
フレディ・マーキュリーのソロ活動の舞台裏に焦点を当てた、ドキュメンタリーです。

ソロ・アルバム「Mr.バッド・ガイ」やオペラ歌手、モンセラート・カバリエとのデュエット作
「バルセロナ」の制作秘話、シングル「グレート・ブリテンダー」、バレエやミュージカルへ
の挑戦などが描かれています。

フレディ・マーキュリーとマイケル・ジャクソンによる幻の音源
「There Must Be More To Life Than This」
の一部など貴重な映像、音声を多数収録とありましたが。。。
音声は数十秒だけでした。
期待していたのに...☆


『特典映像に収録されている、モンセラート・カバリエのインタビューから』

「彼と最後に話したのは、私がアルバムをレコーディングしている時でした。
何かの25周年記念。 何だったか忘れたけど、アルバムを作っていたのよ。

彼はずっと私と「オペラ座の怪人」を歌いたがっていたけど。。。
試したことがなかった。
それが彼の夢のひとつだったのよ。
私はきっと歌うと彼に約束しました。

彼が病気だということを知っていて、もう旅をすることが出来なかった。
私は「オペラ座の怪人」のアリアを録音して彼に電話しました。

電話をかけたのはピーターだったけど、受話器を私に渡してくれたので、
私はフレディに言ったわ。
あなたのために「オペラ座の怪人」のアリアを録音したの・・・って。

あなたにぜひ聴いて欲しいと言ったら、「電話で聞かせてくれる?」
と彼が言うから、「いいわよ」と言ってアリアをかけました。
彼はとても感動して、「素晴らしい。これを長年夢見てきた」

「どうもありがとう」と言っていました。
「モンツイ、ありがとう」って・・・。

レコーディングをしたのは9月ぐらいのことで。。。
11月には彼はいなくなってしまいました(ノ_-。)