イネを食い荒らす外来種のジャンボタニシを調べていたら、ベトナムのタニシを食べる記事を多く見つけました。

ベトナムではごくごくありきたりな食材のうちのひとつで、ブンオックというタニシソバが有名とのことでした。
その名は「Bún Ốc」ブンオック! 「Bún」=ブン(米麺) 「Ốc」=タニシ です。 

正確にはオック=巻貝みたいですが、ハノイの場合、オックと書いてある店へ行くとタニシがごろごろ。ベトナム人でにぎわっているとのことです。

そんなブンオックですが、ネット通販ではインスタントのブンオックが出回っているようです。
巻き貝はタウリンやビタミンAやBが豊富で、肌荒れや口内炎、疲れによく効きます。 


食べる際には、広東住血線虫が気になりますので、火はしっかりと通しましょう。

味は、人によってはサザエと酷似しているとのことで美味しいと感じている人が多いようでした。泥臭い場合もあるようです。


日本でも貝は食べますが、海水淡水に限らず比較的水がきれいなところに生息している貝を食べるイメージです。
ベトナムでは、身近な水の流れているところに生息しているタニシを多くの人が好んで食べているのは驚きでした。

改めて、タニシは、適切に調理すれば食べることができて、調理の仕方によっては美味しく食べられることを知り、食糧危機対策のひとつになりますね。
それでも食べるのは、勇気がいりそうです。