3年間(〜2023年4月まで)で虹の橋を渡ったケット・シー卒業生達

2023年4月17日(月)

先日まで2021年〜2023年02月25日までのケットシーの卒業生(にゃん)を紹介して来ました

今日はこの3年間(2023年4月まで)、ケットシーを卒業生し来世の為虹の橋を渡ったファミリーへ、追悼の言葉と共にお別れを告げさせていただきます

カイト(里親先名:グラ):茨城の男の子

飼い主が亡くなり行き場がなくなった事で保護

〜2022年12月27日(2歳)

敗血症にて永眠

2歳という若さでお空に旅立ってしまいました。ワンちゃんも先輩ネコちゃんもいて人間のお兄ちゃんがいつも遊んでくれた。人が大好きで猫とも上手く付き合える穏やかで優しい子でした。

あまりにも若く急な事だったのでとても残念でしたが、グラ君にとっては短くとも2度目の家族を知る事が出来て幸せだったと思います。

グラくんの来世が長く幸せが続くものであります様に..

ムッター(里親先名:ムッター):沖縄の女の子

沖縄のケルビム動物病院の前に子猫11匹で遺棄されていた内の1匹。5歳の頃にケットシーで預かりました。

〜2023年02月12日(7歳)

腎不全にて永眠

カフェで1年、新しい家族ができて1年。ケルビムからカフェに来てすぐからご飯が食べれなくなるほどの口内炎が分かり、抜歯をしても中々元気にならなくて苦労したり、ご縁だと勘違いして大声をあげる人の家にトライアルに行ってしまい怖い思いをし心に傷を負ってしまったりとムッターの人生は目まぐるしかったと思います。

そんなムッターに家族ができましたが、途端に腎臓に問題があることがわかり里親さんにも苦労をかけてしまいました。

ほぼ闘病生活になってしまったムッターとの暮らしだったのに、里親様は何一つ辛いとは言わず「もっと一緒にいたかった..」と言ってくれました..。

私もカフェのみんなも、ムッターと里親様に、幸せな時間をもっと長く過ごして欲しいかった。もっと早くケルビムから引き取ってあげてればよかった。

ムッターにとって最後は大好きな家族の腕に抱かれて息を引き取る事が出来、幸せな猫生であったと思います。

来世は苦労のない人生として生まれて欲しいと願います..

タピオカ(里親先名:ピノ) :熊本の男の子

熊本のスーパーの駐車場で保護されました

〜2022年02月20日(0歳7ヶ月)

FIPにて永眠

まだ子猫だったタピオカは、命の灯火が消えるのがあっという間でした。カフェで元気で過ごしていたのに家族ができてホッとしてしまうのか、トライアルが終わる頃から数ヶ月内にFIPになる子が3%位の確率でいます。

タピオカだけは救うことができなかった。FIPと戦い..私が救う事が出来なかった..未だ悔しくて一生私は後悔し続けると思います。こんな思いは2度としたくありません。

タピオカには来世で長生きできる体になって生まれてきて、また元気いっぱい走り回っている姿を見せて欲しいです。タピオカの事を書いたブログも貼っておきます。

https://ameblo.jp/maeveofthecolor/entry-12727924601.html

『タピオカ君永眠　〜悔しい..FIP〜』本日は悲しい報告になりますピノ君(タピオカ君)2022年2月20日(日)15時10分永眠...まだ生後6ヶ月の熊本育ちのタピオカ君。熊本のどこぞかの駐車場に1…

ameblo.jp

オレオ(里親先名:オレオ):沖縄の男の子

母猫が死亡し、捨て猫だった為ケルビムで保護。当時子猫だったが8年のケルビムにいた為2020年にケットシーで引き取りました。

〜2021年11月22日(9歳)

腎不全にて永眠

長くケルビムで過ごし8歳になった時には腎臓が悪くなり始めていました。ケルビムを知るケットシーのボランティアさんから救って欲しいとお願いされました。オレオは頑張って飛行機に乗ってケットシーにやって来ましたが、その頃には腎臓病は初期と中期の間の状態でした。半ば譲渡は諦めていましたが、病気を承知で受け入れてくれた家族と出会う事が出来、家族と過ごした1年間はオレオにとって安らぎの場所だったに違いありません。

里親様は、思った以上に大変だったと思います。私達の代わり..いえ、それ以上に幸せにしてくださりありがとうございました。

オレオ..次は、すぐケットシーのところに来るんだよ。家族に合わせてあげるからね。

チャーマ(里親先名:チャーマ)：沖縄の男の子

沖縄のケルビム動物病院のゴミ箱に遺棄されていたところを保護。当時は子猫でした。4歳までケルビムの猫舎で過ごしましたがケットシーで引き取りました。

〜2022年目11月17日(6歳)

肝臓病にて永眠

ケルビムの猫舎で『拝み猫』として可愛がられていたチャーマ。ケット・シーに来て検査をしたところ肝臓が悪い事がわかりました。私(服部)の自宅で肝臓の治療を数ヶ月と行い、その時FIPの治療の為2〜3ヶ月里親様からお預かりしていたがもう君も我が家で治療していた事で2匹が仲良くなりました。

がもう君のママが、2匹が体調整えてから一緒に「家族に迎えます」そう言ってくれた時の事は忘れもしません。本当に嬉しかった。

優しくてみんなの優しくて我慢強いチャーマ。

チャーマは限界まで頑張ったんだよね。1年という短い間だけど家族と過ごしたかった気持ちがすごくわかる。..今はゆっくり休んでまた来世で会おうね

黒糖(里親先名:黒糖):奄美大島のノネコ(ネコ)男の子

奄美大島のノネコ管理計画にて捕獲されました。ノネコNO.4なので初期の頃の捕獲です。捕獲後はケルビムに引き取られ1年半ほど過ごしていました。

〜2022年11月18日(6歳)

尿毒症にて永眠

ケルビムで1年半過ごした黒糖君。穏やかな性格でカフェオープン当初コロナ渦で誰も来ない寂しいカフェのフロアで座っていると、いつも気がつくと背中側にピタッとくっついて寄り添ってくれた黒糖くん。優しくて思いやりのあるけどデリケートな黒糖君にとっては、家族の存在がとても大きかったです。家族の元に行ってしばらくは、お腹のデリケートな黒糖君のケアに四苦八苦して大変そうでしたが家族の愛で想像以上の幸せを感じる事ができたと思います。

最後は痛みを伴う尿毒症に苦しみ辛かったと思いますが、いつも側に居てくれる家族に抱かれて見送られました。

黒糖君今はゆっくり休んでね

千(里親先名:千)沖縄やんばるノネコ(ネコ)女の子

やんばるでノネコとして捕獲され殺処分を免れる為に沖縄のケルビムさんが引き取り2歳まで過ごしました。

〜2023年03月29(6歳)

腎不全にて永眠

ケット・シーに来て早々、千ちゃんに一目惚れし声をかけてくれた家族が出来た千ちゃん。しかし残酷な事に千ちゃんとの生活は2年と短く、うち闘病生活が1年となってしまいました。

元気いっぱいで子供らしさがある千ちゃんでしたのでまさか6歳という若さで腎臓病と闘い..失うとは思わなかったと思います。ご家族様の深い悲しみが癒えるには時間がかかると思います。

今度はやんばるで捕獲される事なく怖い思いせずに元気な身体で生まれ変わってきて欲しい。

あまみん(里親名:あまみん):奄美大島のノネコ(ネコ)男の子

ノネコ管理計画で捕獲されたのちケルビムで引き取られました。ノネコNO.34。

〜2023年4月6日(6歳)

多臓器不全にて永眠

抱っこ大好きで長毛で可愛いあまみん。私があまみんを抱っこして撮った写真もビジネスオンラインに使われたりとカフェでいつも抱っこしているほど人が大好き。お留守番がゼロでいつも一緒に居てくれるおばあちゃんが側に居てくれてあまみんはとても幸せだったと思います。最後は1ヶ月間の辛い闘病生活..酸素室を自宅に置いて看病してくれたり..弱っていくのを見ていくのは本当に苦しかったと思います。甘えん坊のあまみんとのもっと長く過ごして欲しかったです。