歌うとき、

腹式呼吸を意識していますか?


もし「歌うときだけ意識している」

としたら、

少しもったいないかもしれません。


歌がラクになるかどうかは、

普段どんな呼吸で暮らしているかが

意外と大きく関係していました。




ヴォイトレに通い始めて、

もう6年ほどになります。


確実に、

少しずつ歌は上手くなってきている。

それは自分でも感じていました。


それでも、

息が続かず、

歌うとしんどくなる感覚が

ずっと残っていました。


腹式呼吸が大事だと

何度も教えてもらっていたのに、

頭で分かっているだけだったんだと思います。




最近、

日常生活から腹式呼吸を意識する

ようになりました。


横隔膜を意識して呼吸を続けて、

1ヶ月ほど経ったころ、

「あ、これか…」

と腑に落ちる瞬間がありました。




朝から声がラクに出る。

息が苦しくならない。

声に安定感と伸びが出てきた。


余裕が生まれて、

自分の声の振動を感じながら

歌えるようになりました。


先生にその話をすると、

「私は普段から腹式呼吸で暮らしてますよ」

と教えてくれて。


腹式呼吸は

歌うときだけの技術じゃなく、

日常の呼吸そのものなんだと気づきました。




腹式呼吸を続けて感じたのは、

歌の変化だけではありません。


・疲れにくい

・眠りやすい

・気持ちが落ち着く

・一呼吸おける

・(個人的には)トイレも少しラク(笑)




歌をもっと楽に歌いたい方へ。


歌うときだけでなく、

日頃から腹式呼吸で過ごす

それだけで、

歌も暮らしも少し楽になるかもしれません。


焦らなくて大丈夫。

呼吸は、ちゃんと応えてくれます。




今日も、心のどこかが なぎるような おだやかな瞬間 を、自分自身と、誰かのために残しておきたくて。

今日も寄り道してくれて、ありがとう



あるYouTubeでこんな話を聞いた。
「彼氏になれたのは、彼女の“アニムス”に当てはまったから。」

最初はちょっと難しそうに聞こえるけど、簡単に言うと、
アニムスって“女性の中にある理想の男性像”のことなんだって。
無意識のうちに、「こんな人がいい」と描いてる像。
その理想にピタッとはまると、“恋愛のオーディションに合格”する。
——つまり、彼氏になれるってこと。

僕もその舞台に立っていた。
でも、彼女の頭の中には“台本”があった。
僕はそれを知らないまま、彼女の世界の主役を演じていたんだ。

少しでもセリフや動きを間違えると、「あれ? 何か違う」と思われて、
やがて主役交代。
そうして僕は気づいたんだ。
彼女の理想を生きようとして、
“自分”を見失っていたことに。


「嫌われたくないから優しくする」んじゃなくて、
「本当に優しくしたいからそうする」。

「傷つきたくないから黙る」んじゃなくて、
「ちゃんと伝えたいことがあるから話す」。

少しずつ、自分の意思で行動を選べるようになってくる。
もう、演じる必要はないんだ。


誰かに選ばれるためじゃなく、
自分で選ぶ人生を生きる。

「今の自分は、本当に心から望んだ選択をしてるだろうか?」
そんな問いが浮かんだとき、
ようやく“自分の人生”が動き出す気がした。


自分の中の“シャドウ(影)”と向き合うことも、
ときには痛いし、勇気がいる。
でも、自分の弱さも未熟さも「これが自分だ」と受け入れたとき、
ようやく他人の評価や期待から自由になれる。

自分をまっすぐに生きている人は、
同じように自分を生きている人を、自然と引き寄せる。


完璧じゃなくていい。
うまくやろうとしなくていい。
「それでも自分は自分だ」と、
自分の人生を引き受ける覚悟をしたとき
もう誰かに演じる必要はなくなる。


この世界は、
“選ばれる恋”より、“選び合う関係”のほうが、ずっと温かい。
僕は今、その舞台に立ちたいと思ってる。



今日も、心のどこかが なぎるような おだやかな瞬間 を、自分自身と、誰かのために残しておきたくて。

今日も寄り道してくれて、ありがとう


「恋に恋していた僕が、やっとわかったこと」


「恋に恋してるよ」とよく言われていた僕。

正直、その意味がずっとわからなかった。


でも今になって、ようやく気づいたんだ。


好きな人に嫌われたくない。その不安や怖さから、実は僕の方が愛を止めてしまっていたことに。





恋に恋していた自分



好かれている人にいくと、うまくいく。

それは心をオープンにしやすいから。


でも、本当に好きな人には「嫌われたくない」という気持ちが先に立ってしまう。

「好かれたい」という欲が強くなると、空回りしたり、焦ったり、「どうしよう」と考えすぎてしまう。


結果、自分のことで頭がいっぱいになり、相手のことを思っているつもりでも、心の矢印は自分にしか向いていなかった。





執着と気づき



相手から指摘されても気づかず、「自分は悪くない」と思い込む。

執着に苦しみ、そうしているうちに関係は終わりに近づいていく。


でも、「自分が悪い」と気づいた瞬間に、執着は手放せる。

腑に落ちて、自分の過ちと向き合い、その繰り返しの中で人は成長していくんだと感じた。





学んだことと感謝



同じようなことがまた起こっても、もう対応できるはず。


僕が得た学びは、すごくシンプルなことだった。


  • 相手のことを考え、大切にするという当たり前のこと
  • そして何より、自分自身を大切にすること



丁寧に生きることを、恋愛を通じて学んだ。

遅くなったけれど、当たり前のことに気づかせてくれて、想いをはっきりと伝えてくれた彼女に、心から感謝したい。



今日も、心のどこかが なぎるような おだやかな瞬間 を、自分自身と、誰かのために残しておきたくて。

今日も寄り道してくれて、ありがとう