歌うとき、
腹式呼吸を意識していますか?
もし「歌うときだけ意識している」
としたら、
少しもったいないかもしれません。
歌がラクになるかどうかは、
普段どんな呼吸で暮らしているかが
意外と大きく関係していました。
ヴォイトレに通い始めて、
もう6年ほどになります。
確実に、
少しずつ歌は上手くなってきている。
それは自分でも感じていました。
それでも、
息が続かず、
歌うとしんどくなる感覚が
ずっと残っていました。
腹式呼吸が大事だと
何度も教えてもらっていたのに、
頭で分かっているだけだったんだと思います。
最近、
日常生活から腹式呼吸を意識する
ようになりました。
横隔膜を意識して呼吸を続けて、
1ヶ月ほど経ったころ、
「あ、これか…」
と腑に落ちる瞬間がありました。
朝から声がラクに出る。
息が苦しくならない。
声に安定感と伸びが出てきた。
余裕が生まれて、
自分の声の振動を感じながら
歌えるようになりました。
先生にその話をすると、
「私は普段から腹式呼吸で暮らしてますよ」
と教えてくれて。
腹式呼吸は
歌うときだけの技術じゃなく、
日常の呼吸そのものなんだと気づきました。
腹式呼吸を続けて感じたのは、
歌の変化だけではありません。
・疲れにくい
・眠りやすい
・気持ちが落ち着く
・一呼吸おける
・(個人的には)トイレも少しラク(笑)
歌をもっと楽に歌いたい方へ。
歌うときだけでなく、
日頃から腹式呼吸で過ごす
それだけで、
歌も暮らしも少し楽になるかもしれません。
焦らなくて大丈夫。
呼吸は、ちゃんと応えてくれます。


