そのため、私の1日平均1万歩というウォーキングの目標レベル維持も危うい状態になっています。まあ、ウォーキングと言っても散歩に毛が生えたようなもの、それも産毛程度(笑)ですから大したことないのですが・・・。
天気のいい日の昼間は、この季節特有の強い紫外線を含んだ日差しがツラいので、どうしても日没後にウォーキングに出ることが多くなります。まあ、真冬でも夜に歩くことが多かったですから紫外線云々は、日没後ウォーキングの理由として説得力はありませんけどね。
宇宙から見下ろすと夜でも日本列島は輝いて見えるほどで、日本の夜も随分明るくなりました。しかし、夜は夜。当然昼間より暗い。私がよく歩く堤防道路なんかは、その性格上、車の通行もないのでまだまだ暗いところも多いです。
暗い夜道を歩くのって怖くないかって?
怖いです。
先日、こんなことがありました。
その夜はいつもよりやや遅い目に家を出たので、夜更けのウォーキングになりました。10時は回っていたでしょうか。すっかり暗くなった夜道を機嫌よくウォーキングしていますと、突然50mほど前方から青白い顔のようなものが浮かび上がり、私に向かって猛スピードで近付いて来るのが見えました。心臓が躍り上がり、体中の毛が逆立つ恐怖の瞬間!立ち尽くして身構える私の直ぐそばを、それは一陣の風とともに駆け抜けていきました。
私をかすめるようにして通り過ぎたのは、一心にケータイを見つめる女性が乗った自転車でした。アップになった青白い光に照らされた女性の顔。そしてそのあとに残されたのは、声もなくその場に立ち尽くす私だけ。いやあ、恐怖の体験でした。
無灯火だったので自転車であることもわかりづらく、ケータイの液晶画面の明かりに照らされた女性の顔だけが浮かび上がったものでした。
いや怖かった(笑)
また、こんなこともありました。
1週間ほど前のことです。それはウォーキング中ではなく、大阪市内のJ地区のアーケードのある商店街を知人と歩いていたときのことでした。
商店街の道幅は4~5m程度だったと思いますが、両サイドの「大阪名物?」自転車の不法駐輪のため人が歩けるスペースは2mあるかないかでした。知人と私が並んで歩いている間を、前方から凄まじいスピードでやってきた自転車が駆け抜けて行ったのです。
自転車のハンドルが私から数センチの所を通り過ぎました。一瞬何が起きたのか理解できないような瞬間でした。
身をかわして危うく接触を避けた後、思わず振り返った私の顔は強張っていたことでしょう。そのとき私の目に飛び込んできたのは、自転車に乗ったままスピードも緩めすに振り返ってこちらを睨みつける男子高校生の姿でした。
「何でやねん!睨みつけたいのはこちらの方じゃ!」
私にとって、今一番怖いのは自転車です。
自転車は自動車に対しては弱者として扱われます。事故があった場合、明らかに自転車に非があると思われる場合でも自動車が加害者とされるケースが大半。
しかし、歩行者に対しては自転車の立場は一転して強者に替わります。事故が起きた場合、加害者となることになるわけです。
ところが「交通弱者」の意識のままで自転車に乗る人がほとんどかもしれません。
信号無視して道路を横断する歩行者と事故を起こしても、自動車が悪者=加害者となってしまいます。モラルの欠けた歩行者は増えるばかり。その歩行者が自転車の「運転手」に立場を変えても「交通弱者」の意識のまま。
怖いですね。
最近はケータイを見ながら、ヘッドフォンやイヤフォンで音楽を聴きながら、並んで喋りながらなど、何かをしながら自転車に乗っている人が増えたと感じます。
自転車同士や自転車と歩行者との事故で死者が出ています。自転車が、走る凶器(狂気?)と化していることに危機を感じています。自転車に自賠責保険はありませんし、損害賠償保険に加入している人も少ないですから、事故が起きたときは悲惨です。
小さい赤ちゃんを抱いた母親のすぐ横を猛スピードで走り抜ける自転車。白い杖をついて歩く人やお年寄りの横でもお構いなし。自転車通行可の歩道は歩行者優先が大前提。歩行者の多い歩道では自転車から降りて押せばいいのに、ベルを鳴らして「そこ退け、そこ退け」では事故が起こって不思議ではありません。
しかし、マナーの悪い歩行者も目立ちますね。ケータイを見ながらゆっくりゆっくり横断歩道を渡る歩行者と、それをじっと我慢で停止して待つ自動車。歩行者も車を運転することもあるでしょう?逆の立場だったらイライラしませんか?自動車の運転者も歩行者となった場合、同じことをしていませんか?自問自答してみてはいかが?
弱者なんだから当然の権利と言わんばかりの態度には反感を覚えてしまいます。弱者の甘えは弱者の敵。謙虚さと思いやり。何事においても、相手の立場になって相手を思いやる心配りが基本ではないですか?私はそう思います。
どんなに道路施設を整備したところで、利用する人の心がけが変わらない限り問題は解決しないのではないでしょうか?亀岡の小学生らが死傷した事件でも、現場となった道路を歩行者を守る目的で少し拡幅したのが裏目となり、かえって通行する車のスピードがアップする結果となってしまいましたからねぇ。
この事件の加害者には危険運転致死傷罪は適用できないそうです。適用要件を充たさないということですが、納得できませんねぇ。そもそも何のためにこの刑法を改正したというのでしょうか?もっと弱者を思いやる心で対応してほしいものです。
自転車の交通違反に関する罰則強化などの法整備は仕方ないことだと思います。早急な法整備が必要。(自転車のことだけに)スピード感ある対応を望みたいですが・・・う~ん、今の国会の動きでは。。。
いつ「加害者」になり「被害者」になるか、わからない世の中です。
「強者」と「弱者」の間は微妙ですが、少なくとも自転車に乗るときは「弱者」にも「強者」にもなるということを意識すべきだと思います。
「被害者」にもなりたくありませんが、これは相手のあることです。でも、心がけ次第で「加害者」になることは避けられると思います。
もう一度繰り返します。
私にとって、今一番怖いのは自転車です。
モラルで解決できるはずのことを、法整備に頼らざるを得ない社会って不幸だなあと思いますね。
