いつものように朝刊を取り込もうと玄関のドアを開けたとき、ちょうど美しい日の出の瞬間でした。
眩い朝日に目を細めながら朝刊に目を移すと、第1面中央の写真と記事に目が釘付けになりました。
はがき大ぐらいのスペースで朝日新聞朝刊に掲載されたその記事は、
『震災4カ月 母はあきらめない』の見出しが付いた、次のような内容のものでした。
『多くの犠牲者を出した宮城県石巻市の大川小学校では、震災から4カ月を経過した11日も捜索が続いた。児童6人、教諭1人がいまだに見つかっていない。6年生の平塚小晴さん(12)も、その一人。母親のなおみさん(37)は、「はやくおうちに帰してあげたい」と震災翌日からスコップを手にし、6月には重機のオペレーターの資格を得て、娘を捜す。』
何度も読み返し、写真に目を凝らすうちに、目の奥が痛くなって記事も写真も滲んでぼやけてしまいました。
決して強烈な朝日に目がくらんだのが原因ではないことは確かでした。
この母親に真の日の出は訪れないのか。
強烈な朝日新聞のメッセージで、私の今日が始まりました。
