「じゃあ君も被害者だよ。受験に受かるには教科書のことを頭に入れなきゃならない。無垢な少年にそれを教えるってことは、吸収力の高いスポンジに毒の入った水を吸わせるようなもんだよ。分かるだろ?汚れたスポンジを綺麗にするにはそれなりの水がいる。僕たちは水になるんだ」

 

 

こちらは私がカクヨム様内にて公開しているネット小説

 

『ジムに入会したら国を救う破目になった』

 

第五章「我が国の魂」

 

の一幕です。

 

まさに我が国の歴史認識について言及しているシーンなのですが、

 

本当に歴史教育は闇が深いなと思うわけです。

 

 

東京裁判史観と言うのは、

 

言うなれば自虐史観ということであって、

 

それが自己否定感に繋がり、

 

私が専門とする身体作りにおいても

 

少なからず影響があると考えています。

 

「どうせ自分はダメだ」とか

 

「自分は劣っている」という思考が

 

植え付けられてしまう教育なんてどうかしています。

 

かく言う私も歴史の専門家ではありませんから、

 

偉そうなことは言えないかも知れません。

 

ただ戦後の歴史教育がおかしいということぐらいは言えます。

 

おかしいことをおかしいと言えない空気、風潮は

 

それこそどうかしているわけです。

 

ただ、これは小説ではまだ言及していない話になりますが、

 

「興味がない」というのも問題があるわけです。

 

もちろんこのことは構造上の問題ですから

 

「興味がない」個人を攻撃する話ではありません。

 

ただ、「興味がない」うちに気付けばえらいことになっていて、

 

我が国が我が国でなくなってしまっても

 

「興味がない」からどうでもいいなんてことにはならないはずです。

 

逆に言えば「興味がある」人が

 

1人でも増えることが大切なのではないかと思います。

 

 

なかなかマスメディアではこんな話が出てきませんし、

 

教育現場からも消されている話が多々ありますから、

 

この類の話に「興味がない」のはある意味では仕方ないことでしょう。

 

でもこのままではよくないよね?という話。

 

 

弱小小説ですが、お読み頂いた方にとって何かを考える、

 

「興味がある」ようになるきっかけになれば十分です。

 

 

自分で考えてみること、興味を持つこと、

 

これは健全な身体作りにも繋がる重要な話ですから。

 

 

『ジムに入会したら国を救う破目になった』

 

第五章「我が国の魂」は以下の画像をクリックして頂くとお読み頂けます。

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