エネルギーと自治(新春特別シンポジウム)
平成25年1月12日(土)、アルカディア市ヶ谷にて、「がんばろう、日本!」国民協議会主催による「エネルギーと自治~民主主義のバージョンアップとフォロワーシップの転換」と題する新春特別シンポジウムが開催され、パネルディスカッションの出席者として、参加いたしました。
まず、植田和弘・京都大学教授より、「エネルギー政策はどう変わろうとしているか 現状と課題」と題する講演があり、再生可能エネルギーを活用することの多面的意義等について、お話がありました。
次に、長野県飯田市で活動されている、原亮弘・おひさま進歩エネルギー株式会社代表取締役社長より、NPO立ち上げやファンド創設による太陽光発電の普及に向けた取り組み等についての事例紹介がありました。
パネルディスカッションにおいては、上記2名に諸富徹・京都大学教授、武久顕也・瀬戸内市長と私が加わり、今後の再生可能エネルギー導入のあるべき方向性や地方自治体での再生可能エネルギー導入に向けた取り組み、住宅政策等における需要面からの省エネアプローチ等について、意見交換を行いました。
最後に、戸田正康・「がんばろう、日本!」国民協議会代表の集約コメントを受けて、シンポジウムは閉会いたしました。
国の施策を中心としたマクロ的視点と、個別事例、各自治体等、ミクロ的視点における再生可能エネルギー導入に向けた取り組みの方向性を、併せて議論することができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
引き続き、再生可能エネルギーの導入促進、都市の低炭素化・ゼロエネルギー化に向けたコンパクトシティの実現等に向け、努力してまいります。