前田武志の思いと決意 | 前田武志オフィシャルブログ「まえたけだよりweb版」Powered by Ameba

前田武志の思いと決意

東北大震災、原発事故、更に台風12号の紀伊半島災害、15号台風災害と今年は日本列島が未曽有の自然の猛威に襲われました。


不安な日々を過ごす被災者の皆様にお見舞い申し上げますと共にお亡くなりになられた方々の御冥福を心からお祈り致します。


2万人もの犠牲者を出したこの悲劇を乗り越え、私達は東北を復興させ、日本を再生させなければなりません。


次の時代に対する今を生きる私達の責任であり、世界に対する務めでもあります。


道路、鉄道、河川、海岸、港湾、空港、下水、住宅、町造り、観光等々復興の基盤の大半は国土交通省が担当する分野であり、あらゆる力を結集して進めて参ります。


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(『災害に上限はない、人の命を守ることが第一』が基本姿勢)


311の大震災に遭遇して日本の国民は気が付いたのです。


電気やガスを存分に使うやり方は長続きしないことを。


「絆」を大切にして互いに助けある社会でないと大きな危機を突破できないことを。


国土交通大臣に就任以来、私は「持続可能で活力ある国造りで日本を再生させよう」と申しております。


住居建物は断熱、省エネ化して冬暖かく、夏涼しいゼロエネルギー化を目指すのです。高齢者が住みながら医療や介護のサービスを受けることができ、町は歩いて用が足せるコンパクトシティに、更に自然エネルギーや低地型の大規模蓄電池を導入して、町毎省エネ低炭素化を目指します。


これらの町づくりには医療・福祉・介護、農・林・漁業、木材、建設等々地域資源を活用することになり、持続する雇用、循環する地域経済が出現します。


人々が「絆」で繋がり、支え合う経済・社会です。


生態系即ち自然の「絆」の循環に合う資源利用で「低炭素循環型社会」のモデルを東北復興に示したいと思います。