大臣記者会見/9月20日 | 前田武志オフィシャルブログ「まえたけだよりweb版」Powered by Ameba

大臣記者会見/9月20日

少し古い内容ですが、国交省ウェブサイトで更新された会見内容をアップいたします。


(問)土砂ダムが一部、和歌山で水が溢れたというような情報も入っておりますが、現状をどのように把握しているのかということと、国土交通省の今後の対応についてお願いいたします。


(答)土砂ダムについては、私も早い機会に現地を飛んで、粗々見ているのですが、今、国土交通省をあげて、対応しております。


今御指摘の、水が越えた田辺市の熊野については、今、天候があのような状況ですから、現実に状況を直接把握することは難しい状況です。


ただし、土砂ダムの下流側にカメラを設置しておりまして、ウォッチをしております。


その結果を聞いてきたところですが、まだ濁り水ではないということでございますので、なんとか小康状態は保てているのかなと思います。


この箇所について申し上げますと、大きな本川を塞いだ閉塞ダムではないのです。


支川と言いますか、大きな沢と言って良いと思います。


この天候状態ですから重機を持ち込んで緊急の工事を行うという状況ではないのです。


したがって台風が過ぎるまで、下流にお住まいの方々には十分に警戒をしていただいて、今、避難をしていただいてますが、その辺をしっかりと行っていただきたいと思います。


もちろん、作業が可能になれば、直ちに対応をいたします。


※9月26日には再度、奈良県の荒井知事と国交省内にて面談いたしました。




(問)八ッ場ダムについてですが、関東地方整備局の総合評価案が民主党のマニフェストと正反対の結果になったことについて、どのようにお考えでしょうか。


(答)民主党は民主党の考え方で行ってきているのですから、いろいろと検討もされると思います。


一方、関東地方整備局の場合には、利根川流域を管理する責任者として、かなりいろいろな面から、河川管理上、あるいは河川工学的なことも含めて検討もしてきて、その検討の場に1都5県の知事さん方も入って協議をされた結果というように承知をしております。


八ッ場ダムをどうするかということについては、最終的には予断を持たずに検証を行った上で、有識者の御意見も伺い、最終的には大臣が判断をするということになっておりまして、そのプロセスの何合目辺りに当たるかということは私から申し上げられませんが、まだてっぺんまできているわけではないということです。



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