韓国よりも遅れた断熱基準は改正を
本日、日本板硝子協会の方がお見えになりました。
下の写真はエコガラスというものの効果を体感するための実験で、確かに断熱効果があるものです。
(断熱効果の実験)
日本の断熱基準(省エネ基準)は、以前からブログでも指摘させて頂いて参りましたが、いつの間にか先進国の中から置いてきぼりを食い、お隣の韓国にもはるかに及ばなくなってしまいました。
【省エネ基準(U値:値が小さい方が断熱基準が高い)】
韓国…1.8
米・ニューヨーク…2
仙台…3.01
東京…4.65
折しも電力不足が心配されている今夏、そして冬も被災地は復興途上です。
エネルギーの節約、そして冬は熱の逃げない温かい居住空間の確保は待ったなしです。
日本の省エネ基準は平成11年の「次世代省エネ基準」の成立から13年目を迎えます。
拙速の議論、というよりは悠長な取組みが行われ、国内のみならず世界各国の事例の蓄積は十分なはずです。
その成果がこの震災から被災地の方を救うことにもなるかもしれないのです。
今、検討が進む新・省エネ基準が早期に導入され、お隣の韓国、そして遥か先を行く欧州に追い付けるよう、制度、そして手法の導入がしっかりと進むよう、前田武志は積極的に取り組んで参ります。