未曾有の国難克服に向けて‐予算委員会 | 前田武志オフィシャルブログ「まえたけだよりweb版」Powered by Ameba

未曾有の国難克服に向けて‐予算委員会

 犠牲者が三万人を超えると思われる災害発生から二週間が経ちました。犠牲になられた方々と、そのご遺族に哀悼の誠を捧げるとともに、被災者の皆様にお見舞い申し上げます。


 本日予算委員会一般質疑を終了し、明日、総理以下全大臣出席の下に締めの総括質疑を行った後、平成二十三年度予算案を採決することが決まりました。


 野党が多数を占めるいわゆる「ねじれ」の参議院では内閣提出の本予算案は否決されますが、衆議院可決の本案が憲法六十条の規定により二十三年度予算となります。


 未曽有の災害に政府が直ちに対応するように予算委員会は中断いたしました。マグニチュード9.0という大地震、東北太平洋岸を飲み込んだ大津波、未だ危機的状況の福島原子力発電所事故。


 当委員会においても挙国一致でこの国難に当たり、国権の最高機関としての国会の責任を果たそうという意思があって、二十二日から予算委員会を再開させました。委員会質疑では被災地に直接間接に関係する議員も多く、的確かつ前向きの真剣な議論がなされました。厳しい指摘を含めて実行部隊の政府にとって意義深い質疑であったと確信しております。


 まず被災者、被災地を支援し、国民が連帯してこの国難を乗り越え新しい日本をつくっていかなければなりません。そのための国会の責任を、予算委員会を通して果たして参りたいと思います。


参議院議員

予算委員長 前田武志



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(国難克服に向け全力で取り組んで参ります)