住宅リフォーム大作戦がついに動き出す | 前田武志オフィシャルブログ「まえたけだよりweb版」Powered by Ameba

住宅リフォーム大作戦がついに動き出す

日本の住宅行政を方向付けている法律は『住生活基本法』 といいます。


平成18年施行の住生活基本法制定において前田武志は木造建造物・伝統工法の重要性を説き、国会の総意を受けて、同法第7条2項が下記のようになりました。


「国は、基本理念にのっとり、(略)住宅の建設における木材の使用に関する伝統的な技術の継承及び向上を図るため、これらの技術に関する情報の収集及び提供その他必要な措置を講ずるものとする。 」


この基本法を受けて作られる行政計画が『住生活基本計画(5年間の中期目標)』と言われるのですが、実は今年度(2010年度=平成22年度)が見直し年度に当たっておりました。


そこで、以前から掲げてきた『住宅リフォーム大作戦』の実現のためにも、昨年の参院選当選以降、積極的に見直しに関わって来たのですが、この度、見直し案が1月17日に発表されました。


素晴らしい内容でした。


大変嬉しいことに今回の『住生活基本計画見直し案』 は、これまで前田が訴えてきた住宅政策がほぼ反映された内容となっていたのです。


この住生活基本計画は、閣議決定を経てですが、平成23年4月1日より平成29年3月31日の5年間、この国の住宅行政の具体的な指針を示す大変重要な計画です。


もちろん完璧な内容、すべての国民にとって完全な理想像とは言えないかもしれません。


しかし、現実主義に則って暫時良くして行こうと考えれば、理想に大きく踏み込んだ内容となっています。


是非ご一読いただければと思います。


また、本日よりパブリックコメントが募集されました。期間は1月27日から2月16日の3週間です。


これからの5年間の住宅行政を決める大切な計画です。


皆さまの専門性を活かし、積極的にパブリックコメントへ参加いただければ幸いです。


『住生活基本計画に関するパブリックコメントの募集』



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