参加者の皆さまと意見を交換@住宅リフォーム大作戦
本日、文京区シビックセンターにて、株式会社シップ の主催する講演会に弁士として参加いたしました。
シップさんはリフォーム業を営む工務店や不動産会社などを顧客として営業支援等に取り組む会社です。
そのため、本日の会合も、民主党の訴える「住宅リフォーム大作戦」のメインプレーヤーである地域の工務店の方々、総勢46名の方がご参加になっておりました。
(シビックセンター26階の研修室)
最初にシップ社長の小松様が住宅リフォーム大作戦の概要を説明し、前田が補足説明を行い、早速、参加者の皆さまとの質疑応答に移りました。
質疑ではまず、大阪からご参加された不動産会社の方が以下のような問題を発言をされました。
「中古住宅を購入時にリフォームも一緒にすれば低利の住宅ローンが組めます。一方、住宅を購入した後、リフォームをすると住宅ローンよりも金利の高いリフォームローンしか組めません」
(熱心に質問をする参加者の方)
住宅を取り巻く法制度は、新築住宅を想定して作られたものばかりで、既設住宅に対する法制度はまだまだ驚くほど未整備なままです。
前田も上記と同様に金融の問題としてリノベーション住宅に関する不動産取得税の実質二重課税について言及しながら、既設住宅を大切にして行く政策の実現を約束いたしました。
(質疑応答に応える前田武志)
今日参加いただいた皆さまはこれからの住宅政策にとってキープレイヤーです。
そんなみなさまとの真剣な質疑は、本当の現場に触れることのできない前田にとってとても貴重な機会でした。
住宅政策問題の解決には、現場の方と継続的に交流を深めていくことがもっとも重要です。
シップの皆さま、そして参加者の皆さまと、今後とも問題意識の交流を図っていきたいと思います。