赤川次郎先生の作品を読んだのは20年ぶりくらい?
セーラー服と機関銃、初読一気に三冊。
読んで実感、私本当に赤川先生ファンだった。
あとは、amazon umlimited、
公開冊数の激減とかニュースでてたけど、
読みたいコミック作品があったので、
それとついでに何冊か。
ほか、先月読めなかったけど、
読書ペースは戻れたかな。
以下まとめ!
2016年8月の読書メーター読んだ本の数:15冊
読んだページ数:4307ページ
ナイス数:357ナイス
世界から猫が消えたなら (小学館ジュニア文庫)の
感想淡々と、大きな感動はなく、強い絶望もなく、人の気持ちを津々と綴ってあった感じ。ある日突然余命宣告を受け、自分とそっくりで正反対な悪魔が現れ。この世の何かを消すのと引き換えに1日の寿命を得る。消さなければ明日死ぬと明言され、その中で大切な何かを引き換えにしなければいけないということを突きつけられたら、最初の2回は夢じゃないかとか思ったり、リアリティが無かったりするんじゃないかな。3日目にかけがえのない存在を天秤にかけられ気付いた事。大切な想い出、すれ違った家族の想い。あと数時間でも最善を求めて動き出す。
読了日:8月29日 著者:
川村元気
雑談の心得。気まずーーい空気を一瞬でとかす40のルールの
感想読了。お仕事でお世話になった放送作家の美濃部さんの著書2冊目。1冊目の本よりも噛み砕かれた表現でわかりやすい内容と、実際の実用例が多くなったと思います。それをフリとして受けて、どうオチとフォローをつけるかまでセットで読み取ってのこの一冊とするとなかなかに深くもなる。個人的にはこの本を読んでから、前作の、あなたの話はなぜつまらないのか、を、読んだ方がより面白く読める気がしますー。
読了日:8月24日 著者:
美濃部達宏
夢をかなえるゾウ3の
感想amazon umlimitedにて3巻読了。ラストシーンは小説として感動を誘う、ストーリーの仕立ても面白かった。耳良い言葉や見た目に流されて大事なものを失う過程など、過去作とは違う追い込まれ方。女性が主人公と言うのもそのあたりの表現に共感を呼ぶものだった。共通するのは痛みを伴う事という表現があったけど、3冊通して、感謝すること・良い面をどんな局面でも見て行くこと〆大切なものを大切にするために、そうでも無いものと区別して距離を取ること・など、共通の課題はあった。課題は自分のため、楽しく変換していきたいね。
読了日:8月23日 著者:
水野敬也
夢をかなえるゾウ2の
感想amazon umlimitedにて。印象は1巻の方が強かったけど、小説として読みやすいのは2巻。主人公は売れないお笑い芸人で、死神が出てきたり、貧乏神が出てきたり。貧乏神の言う3つのタイプがイタイ。・ドリーム貧乏→夢を追いかけてるあまり周りが見えてない・ガネーシャ貧乏→目の前の誘惑に勝てない・お駄賃貧乏。これは深い。〇〇やったらお駄賃→嫌な事をやったらお金がもらえる→もらえる前提だから楽にこなす思考にはまる。そして、お客様を、相手を、他人を喜ばせること、それを楽しむこと。前巻から共通してる。等等。
読了日:8月22日 著者:
水野敬也
神様の御用人 (メディアワークス文庫)の
感想淡々と、ただほんのり暖かく進むお話でした。神社とか、御神体とか、言われとか、その神様や土地が司るもの、とか、本当に知らないところばかりだなぁ、と。宗教以前に、日本という国の成り立ちとか歴史とかいろんなことが知らないなぁと思いつつ。 神は人の子にとって理不尽。神は一方的に欲を叶えてもらうものではない。八百万と言うけど、草に木に、山に橋に、人の想いを糧として、すべてに神が宿り。人の想いが無ければ神は力を失う。感謝があり、他者を思って。ただそこにいるだけで優しい存在。色々と考えるところのあったお話。
読了日:8月21日 著者:
浅葉なつ
夢をかなえるゾウの
感想自己啓発本が小説仕立てになっていてすごく読みやすかった。関西弁語りは、大阪出身の私にはよかったけど人によってはそこは読みづらいかも。 内容は1つ1つどこかで聞いたことのある話が多いけど、それこそそういうトコやん。と思うた。意識してること、やっべ…なこと、それを続けられてるか、など。意識を変えるではなく行動する・環境を変える。興奮のエネルギーの意味と質。身につまされるけど難しいと思ってしまうことも多々。無理せんでもええんやで、は、楽してもええで、とは違う。具体的だった。amazon umlimitedにて。
読了日:8月17日 著者:
水野敬也
できる100の新法則 Instagramマーケティングの
感想1章だけでも、というか、1章が一番読むべきな内容だった気がする、自分的には。効果測定やツール・広告を使った拡大などはもちろん重要だが、何のためにやるのか。それはどういう意味なのか。今なぜやるのか。何が求められているのか。など、1章でかなり網羅されていると思う。ネットで情報を持ってこれるとは思うけど、何をどうやってどの順で理解するのかを考えると、体系立てて読めるのはやはり本の良いところかなと。
読了日:8月15日 著者:
株式会社オプト,山田智恵,小川由衣,石井リナ,できるシリーズ編集部
万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉 (講談社文庫)の
感想終わってしまった…途切れてた読書習慣が戻ったのはこのシリーズのおかげかもしれない。主要キャラクターもきっちり登場し卒業していった。華蓮のシーンは寂寥を煽るし、言いかけた言葉の先も敢えてなのが泣ける。コピア最初から?!と思いきや、前半とラストにいい具合に双子のエピソードが効いてくる。水鏡への期待もきっちりつなげてくれつつ、絢奈はまだ続き出るのかな?怜奈も少し出てきてこれまたファンには嬉しい。贋作を題材に美術に対してこんな構成で進むなんて本当に感動する小説だった。恋愛は中学生だけど、コピアのラストにいい演出。
読了日:8月13日 著者:
松岡圭祐
多数欠 2 (マイクロマガジン☆コミックス)の
感想amazonで配信してるのは1〜3巻の18話まで。19話から最終話はマンがごっちゃのサイト→アクティブックで無料公開されてる。ここまでプラス、ガンマで連載中のセカンドシーズンの最新話まで読了。王道少年漫画ぽい世界観と、それを揶揄するような青年誌っぽさ、厨二要素やギャグ要素も混ぜつつ、ストーリーに無理矢理感はあってもいいじゃない、その分演出がいいのだもの。と。そして、完全にハッピーエンドにしない流れもセカンドシーズン読んで納得。できれば全巻、紙のコミックにして発売してほしいなぁ…オンデマンドでもいいから。
読了日:8月13日 著者:
宮川大河
多数欠 1 (マイクロマガジン☆コミックス)の
感想ネットの評判見て気になり、ガンマで今連載してるセカンドシーズンを先に読んでるが、気になってファーストシーズンをマンがごっちゃで探したら公開終了してた!ので、amazon umlimitedのお試し兼ねて1〜3巻一気読みしてみた。この世に現れた特権利なる、人の欲を具現化したようなチカラが現れ、その力によって日常を奪われ。生き残ることではなく、戦うことを目指し。最初は分析を軸にした頭脳戦でストーリーが始まる。という感じ。
読了日:8月12日 著者:
宮川大河
セーラー服と機関銃 (3) 疾走 (角川文庫)の
感想1日1冊の3冊目。賛否両論あるだろうけど、30年の時を経て今これを単体で読むなら私はこの形で納得。前2冊は昭和のヤクザモノ、これは泉と叶が今という時に合わせて描かれたモノ。自分も作者も年取ったのだなと。前の2冊に比べて読んでて追い詰められる感は薄いながら、読むのを中断しづらいの変わらず。昔と伏線の読み筋が違う感じがした。機関銃は印篭と同じで、最後にぶっ放さないと終わらないのがこの話。後輩ちゃんズとか、キャスターとか、モヤっと残るのは赤川先生ぽくない感ながらも、最近の作風がコレならまた読みたいなと思った。
読了日:8月11日 著者:
赤川次郎
セーラー服と機関銃・その後――卒業―― (角川文庫)の
感想1日1冊赤川先生。ラノベと同じくらいサクサク読めて。しっかり伏線は潜んでるけど赤川ワールド全開なので筋が読める自分は本当に赤川先生ファンだったんだなぁって自覚した2冊目。目高組最後の1人がいい活躍をし、周囲のキャラが魅力的で。神崎刑事が何故最初は憎しみを込めて見ていたのか、や、安井の動きと瀬田の手下の動きが若干導線が絡まって、最後に「んんん?」てなったけど。星泉、名前といい一本気なところといい、魅力的な主人公だなぁ。面白いけど、昭和?のヤクザモノだからドキドキ感はやっぱ強くて、赤川先生なので人は死ぬよね。
読了日:8月10日 著者:
赤川次郎
セーラー服と機関銃 (角川文庫)の
感想何年振りの赤川先生作品だろう。中学生の頃は赤川先生ばかり読んでたのに、実は初読。読み過ぎたおかげで誰がどういう繋がりでどこでどうってのはすぐにわかってしまったのと。結構人が死ぬのと。その死がしっかり重く深刻もしくは残酷である事と。すんなりなハッピーエンドにはしないのと。わかっちゃいたけど思ったよりズッシリな読後感に少し疲れた。この追い詰められるドキドキ感は読み止められない事も変に体力使った。薬師丸ひろ子、原田知世、長澤まさみ、橋本環奈、なるほどなぁと改めて。ラストシーンの佐久間さんの名刺がぐっときた。
読了日:8月10日 著者:
赤川次郎
まいごなぼくらの旅ごはん (メディアワークス文庫)の
感想初読作者。ノスタルジックな人情話×飯テロ。フードノベルとしての期待は及第点ってとこかな。しかし、活字で美味しさをここまで伝えてもらえる事にはちょっと感動。想い出や記憶と結びつく味、は、ある。自分の幼少期や家族での旅先での話も思い出した。しかし、作中のどのメニューも全部美味しそうだなぁ。
読了日:8月7日 著者:
マサト真希
図解 テレビに学ぶ 中学生にもわかるように伝える技術の
感想中学生にもわかるように、のタイトル通り、これを読んでテレビを見てプレゼンのシミュレーションをしてみると分かりやすいかな。わかってるつもりで実践で出来てるかのポイント復習としては良書。あと、自分でわかってても教えられるかは別物という点でも、新人教育等でプレゼンをよくするために指導すべきポイントの洗い出しなどにも役立つと思う。社会人何年もやってれば物足りないと感じるのはしょうがないかな。体系立てて自分のプレゼン反芻することと、聴く側はテレビフォーマットに慣れてる事から、一読の価値有りでした。だがちと高いかな…
読了日:8月2日 著者:
天野暢子読書メーター