冒頭のニック キャラウェイの父親
の言葉を思い出す。
人を批判したいときにはだな、
世間のみんながお前と同じように
恵まれているわけではないという
ことを少し思い出してみるのだ、と。
その通りだ。
4年前の同窓会でも小中学生時代の
同級生の女の子に言われた。
アンタはね、本当に恵まれてんだからね!
と。
今、自分はギャツビーを書いた作家が
死んだ年齢になっている。
そして今年中には三島 由紀夫が
死んだ年齢になる。
昨日は仕事でいろいろあって誰かを
批判したい心境になっていた。
しかしそれは間違っていた。
なぜなら、自分はあまりにも
恵まれているから。
これからも人を批判したくなった
とき、ギャツビーの冒頭を
繰り返し反芻しなければならない。