9/28(土)は高崎市の高崎芸術劇場で

群馬交響楽団による高崎音楽祭のオープニングコンサートを午後4時から聴きました

指揮は沼尻竜典

このコンサートは応募者多数の場合には抽選になる無料のコンサートでネットから応募しましたが

1週間ほど前にチケット引換券のハガキが来て去年に引き続きき聴くことが出来ました (^∇^)


午後2まからチケット引換開始だったのですが

高崎駅に着いた時に西口で人だかりがあってジャズのバッグバンドの演奏をしていたので最後の2曲を聴きました

後ほど聴くコンサートのプログラムを見て分かったのですが

こらは正式な「高崎音楽祭オープニングセレモニー」でした

その後東口側の高崎芸術劇場に向かいました

建物には2時20分過ぎに着いたのですが

チケット引換の行列が長くて実際に引き換えるまでに15分ほどかかりました

おかげで去年も行った西口側の群馬音楽センターを見に行こうと向かったのですが間に合わず

コンサートの開始時間が迫っていたので途中で諦めて引き返しました ( ̄▽ ̄;)


今回の曲目は

モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」序曲

メンデルスゾーン ヴィイオリン協奏曲

ベートーヴェン「田園」の楽曲解説

(休憩)

ベートーヴェン 交響曲第6番へ長調「田園」

(アンコール)ベートーヴェン 歌劇「フィデリオ」〜衛兵の交代の音楽


1曲目の「フィガロの結婚」序曲では

沼尻竜典さんは指揮台に上がるなりすぐ降り始めたのはいつものイメージ通りでした

沼尻さんの指揮はなかなかアグレッシブで熱量高くオーケストラを引っ張っていました


ヴィイオリン協奏曲のソロは戸田弥生さん

高い音域まで音が安定していてリラックスして音楽に身を委ねることが出来ました

細かなニュアンスを大切にしながら均整のとれた音楽が素晴らしかったです


「田園」の楽曲解説では実際にオーケストラの奏者に演奏してもらいながら全5楽章を沼尻さんが解説しました

解説はけっこうくだけた感じで進んで

第1楽章出だしのコントラバスが田舎の匂いを連想させるとか言うし

第2楽章の最後で鳥の鳴き声を吹く3つの楽器を明るく楽しく紹介していました

一方でティンパニは第4楽章まで出番がないんです、と言って笑いをとっていました


楽曲解説が終わり15分の休憩

当日の観客は満員御礼状態で

僕はたまたま客席列の右端が取れていたので休憩時間に入ると速やかに退出

ホワイエは座って休めるところが少ないのでいったんホールを出て

すぐ外にあるエリアのソファー群の中の一個に座って一息付きました 


そして後半はベートーヴェンの交響曲第6番「田園」

ただ頑張って正確に演奏するだけでは成功しない曲

それぞれの楽章に求められる雰囲気や感情がどれだけ豊かに表現できるかが問われます

沼尻さんは熱いハートで各楽章の特徴を明確に描き分けていました


アンコールは珍しい曲で完全な初聴き

ベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」から「衛兵の交代の音楽」

精巧なミニチュアを見るようなかわいい曲でした


次の映像の場合32分過ぎになります





1年ぶりに高崎、高崎音楽祭に行きました

前回同様にJR東日本の首都圏用フリーパス「のんびりホリデーSuicaパス」¥2670 を使ったので

エリア外の神保原ー高崎間の運賃 を払っても交通費はトータル¥3154で済みました (^O^)

JRのみ利用よりも安い小田急線使用ルートの往復料金よりも約¥2600安く済みました

ちなみに直通乗り換えなしで行けるJRのみだと往復¥6160かかります (⌒-⌒; )


帰路にいったん大宮で降りて食事をしてから帰りましたが

夜8時ごろの大宮は若者を中心にまだまだ人が溢れていて大賑わいでしたね