今日は色々な用事がほんの一瞬落ち着いたので、音楽鑑賞に来ました。

地元に近くにある新発田市民文化会館ホールで行われる、ひまわり会55周年記念コンサート「ピアノ協奏曲の夕べ」
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新発田にあるピアノ教室が結成55年ということで開かれた記念演奏会です。
素人の私にとっては何と言っても千円で聞くことができるお手軽価格につられて来ました。(関係者の方すいません)

もちろんプロのオケではありませんが(新潟県室内合奏団)、ピアノのソリストは将来を嘱望されている若手演奏家。
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曲目はモーツァルト作曲、ピアノ協奏曲第23番、ピアノは高橋沙紀子さん。 ヘンデル作曲「オン・ブラ・マイ・フ」、ビゼー作曲オペラ「カルメン」より「ハバネラ」、メゾソプラノ土屋真理さん。
ベートーヴェン作曲、ピアノ協奏曲第五番《皇帝》、ピアノ淺香みのりさん。

ソリストは全員ひまわり会門下生ということからもいかに優秀な人材を沢山輩出してきたのかが伺えます。

普段りゅーとぴあで聞くのとは違う雰囲気にもしかすると一楽章が終わったら拍手喝采が起こるのでは?という不安を覚えつつも、最初のモーツァルトのピアノコンチェルトが始まります。

指揮者とソリストの高橋さんが入場して拍手!

わぁ~、ソリストの緊張が顔、立ち居振る舞いに出てる。
見ているこちらの方が緊張して来そうです。

但し演奏が始まるとそんな心配は何処へやら、しっかりと一生懸命の演奏に聞き入りました。

続くメゾソプラノの土屋さんも落ち着いた歌い振りで15分間の休憩。

そして今演奏会のメイン、ベートーヴェン作曲のピアノコンチェルト五番、皇帝。

練習段階で非常に評判が高かったそうです。

ソリスト、指揮者が入って来ました。

やはり緊張が伝わります。

何度も繰り返し聞いている皇帝をどのように聞かせてくれるのか?楽しみは尽きません。

流石に新潟県音楽コンクールで大賞をとっているソリスト、しっかりと弾いていました。

曲は一楽章が終わり、さてこれからというと時に、やはり大きな拍手が起こってしまいました。

ただしそれだけ素晴らしい一楽章だったという事なのでしょうね。

若い人は素晴らしですね、超フライングの拍手にも反応してくれていました。

その後二楽章、三楽章へと続きクライマックスへ。

技術的には詳しいところは分かりませんが、ともかく一生懸命弾いているというのは伝わりました。

勿論、才能があり溢れていて、それに磨きをかけるため日々大変な練習をしているのでしょうが、今日の演奏を聞いて普段の鍛錬の成果を垣間見ることができて、そして、ひたむきにピアノに向う姿を見て感動しました。

こっそり涙が溢れていました。T^T

ホント、若いっていいなあと思いました。(私も若いつもりでも彼女たちよりは20歳ぐらい上ですから)

結集が終わってから少々忘れかけていたひたむきに物事に取り組むということを思い出させてくれた素晴らしい演奏会を聞きに来る縁に恵まれてラッキーでした。

今一度、ひたむきに物事に取り組んで行こうと思っています。(何に対しても)

素晴らしい演奏会に感謝です。

明後日は地元のソプラノ歌手のリサイタルです。

私の知り合いのソプラノ歌手です。

今日以上にドキドキしながら聴きに行きたいと思っています。(^^)