今日はこちら新潟も素晴らしい天気でしたよ。

ほんと外へ出掛けたくなるような晴天でした。


明日は新潟結集の本番前最後の実行委員会です。

他県から来てもらっている実行委員会の方々には既に新潟のいいところを堪能してもらってますが、一般で参加される方はこれからという事で。


さて実行委員会が終わると翌日いわきへ向かって出発します。

結集の案内と一緒に送ってあると思いますが、「3.11希望の灯り」をいわきから新潟迄徒歩練行で運びます。


10月12日(金)開白、10月20日(土)結願です。


何で徒歩練行をするのだろうと思われた方もいると思います。


そもそも「1.17希望の灯り」を福島第一教区智山青年会の人達を中心に神戸からいわきまで運んだのが今年の冬のことでした。


その頃、既に新潟結集の準備に入っていて結集の1日目に震災・災害復興の大般若転讀会を勤修する事は決まっていました。


法要の意義・目的からいっても法要の灯明はせっかくなんだから福島から「希望の灯り」を分灯してもらえばよりよいのではないかという話が出ました。

当初は結集直前に代表が福島まで頂きに行くことを考えていました。



実行委員長のひとりごと
←3月10日いわき市平で行われた

 「祈りのつどい」


 こちらで一般の方々と一緒にお手伝いをさせていただきました。


神妙な雰囲気の中でお手伝いをしていく中で「希望の灯り」の重さ、存在感の大きさ色々なことをその場で考え思いました。









実行委員長のひとりごと
こちらが「希望の灯り」。


この灯りを目の当たりにして、果たして簡単に車で運んで来て法要当日に使って、はい終了ですで良いのだろうか?という思いが沸き起こって来ました。

もちろんそれでも「希望の灯り」を灯明とすることで震災・災害からの復興祈願をする意味は倍増すると思います。


近くに寄れば寄るほど、この灯りの圧倒的な存在感は神戸からいわきまでの800キロの道のりを季節的にも一番厳しい時期に歩いて運んできたことによるのだなあと実感しました。





実行委員長のひとりごと
夜になり希望灯りによる万燈会。


この光景は今でも目蓋に焼き付いています。


翌日はいわき市内のお寺で震災一周忌法要に出仕させていただきました。


このお逮夜、一周忌法要に参加して、福島の人達の思いを受け、色々考え、思いを巡らしていく中で、いわき~新潟までの距離は約250キロ、800キロ徒歩練行のことを思えば出来ない距離ではない、何とか歩いて運びたい、歩いてこそ意味があると思い、実現するために何とかならないかと各方面へ連絡、相談して漕ぎ着けたのが12日から始まるいわき~新潟の徒歩練行です。


もしかすると私の考えたことは結集本番を直前に控え無謀な計画かもしれませんが、これも先輩からよく言われることですが、「まずやってみな!もし駄目で失敗してもそれが許されるのが青年会の活動なんだから」という言葉を噛みしめながらようやく出発まで来ました。


あとは事故・怪我なく成満して、やってよかったという事になると思います。


沢山の人の力を借りて明後日出発です。


徒歩練行の様子は極力ブログでアップしていこうと思っています。


結集も迫って来ていて夜遅くまで打ち合わせや、資料作り等して慌ただしい毎日ですが、思いを述べてから出発したかったので書けてよかったです。


さて、どんな徒歩練行になるのでしょうか?不安も大きいですが、楽しみです。

灯りをいただく話もしなければならないという事で、3月10日11日の震災一周忌法要のお手伝いに行きました。