ルイスカーン建築論集 | ヨネダ設計舎のブログ

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出来事 日常 建築 

 

 

 

とてつもなく素晴らしい本との出会い.

 

今、出会えてよかったと思う.

 

これから何度も繰り返し、読み返していきたい.

 

 

 

ルームは建築の元初でした.私はそう感覚しました.つまりルームは直ちに建築ではなく、自己の延長であるということです.

 

 

直観はもっとも厳密な感覚で、もっとも確かな感覚です.

 

 

ルームの何が素晴らしいかといえば、ルームの窓を通して入ってくる光がそのルームに属しているということです.そして太陽はルームがつくられたとき初めて太陽自身のすばらしさを知ります.それゆえ、ルームをつくるという人間の創造はほとんど奇跡というほかありません.人間が太陽のかけらを要求できるとは・・・.

 

 

-----人は光からつくられています----光なしに建築は存在しません-----

 

 

物質は燃え尽きた光です.山も大地も川も大気も、そしてわれわれ自身も燃え尽きた光です.

以上のことがわれわれの願望の中枢です.

〈表現することとして在らんとする〉

願望は、生きることの真の動機です.その他に動機はないと思います.

 

 

あなたは水のオーダー、風のオーダー、光のオーダー、ある素材のオーダーを発見するでしょう.

 

 

ピカソはニュー・アベニューを拓きました.かれの絵画はかれに属しますが、ニュー・アベニューはかれに属しません.〈もの〉はかれに属しますが、ニュー・アベニューはそうではありません.触媒をこのように説明できます.ピカソはまさにニュー・アベニューにいたのであって、かれはニュー・アベニューを感覚します.それは他の画家 ―ピカソに続く画家としましょう― が自分〈自身〉の才能にとっての入口として認識する特性です.

 

 

彼は建物にその『本性』を与えるのです.

 

 

私は元初を愛します.

 

 

インスピレーションとは、沈黙と光が出会う閾における元初の感情です.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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