20171222-23 | ヨネダ設計舎のブログ

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出来事 日常 建築 

大阪に.



帰る前、夕暮れの光の教会へ数年ぶりに再訪.

独立してからは初.

建築を勉強し始めたころ、何かの書籍で

「建築を学ぼうと思ったら、建築をたくさんみること」

という言葉があって、初めて自分の意志と足で体験しに行った、建築家の空間.

わからないなりにも、五感がビリビリして、鳥肌が立ちっぱなしでした.

それは、空間に感動してか、建築を学ぼうとどこか背伸びしている自分に対して鳥肌が立ったのかわからないけど.


とはいえ、思い出の場所.

ここの近くの安いアパートに住んでいて、当時小さかった長男を自転車の後ろに乗せてよく来たことも思い出す.






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今回再訪し、光の十字架がキャッチーで写真映え、などという恥ずかしい感想ではなく、今まで気づかなかったいくつかのことに気付けました.

二条城で見た、障子を透かした南側からの光が舞良戸の横桟を滑って奥に流れるさまと、この教会の床の鋸目による光の導き方って通じるものがあるな、とか.

最近、昔読んで感銘を受けた本を再読することの重要さを感じていて、今回、建築体験も同じで自分が変われば新たな発見と教えがあるんだな、と勉強になりました.








教会から阪大病院前駅まで歩いていって、モノレールにのって帰る.



太陽の塔も見えてきて、何も知らないころ、裸一貫で大阪に来た当時を思い出して、なんだか自分の回帰の旅みたいだな、と思った.



・・・・、回想するほど長い道のりを歩んできたわけではないので、まだまだこれから.もっと歩いていきたい.







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