20170509 | ヨネダ設計舎のブログ

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出来事 日常 建築 

多気郡明和町

無農薬野菜 六月農園ハナレ新築工事.


建物に使用する材木の検査とプレカットの最終打合せに行ってきました.




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プレカット工場に初めて行くスタッフ 斉藤.


(今月からスタッフが入りました.よろしくお願いします!斉藤君、二級建築士です.)




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真剣な眼差しのプレカットのエキスパート笠原さん.


今回は小さい物件ですが、かなり難易度が高く、密な打合せが重要です.



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プレカット工場を見学.



プレカット、というと、手刻みの大工さんの仕事がなくなった、とか、機械が加工、というような事を言われる方もみえますが、組み方の検討、経験に裏打ちされた技など、専門家の知識と知恵があってこそ成立する技術であり、加工に至っても、ひとが機械を操作し、手を動かしてつくっている血の通った技術なんです.(もちろん手刻みの仕事も素晴らしいですが)
オートマティックでも冷たいものでもなく、(そして機械で対応できない部分は手で加工します)高度な知識と技術の結晶だと思います.

工場に来て、現場を体験させていただくといつも思います.

コダワリはもちろん大切ですが、偏った価値観ではなく、良いものは良い、と俯瞰的に、素直に判断できる自分でありたいと常々思います.




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一昨年、事務所で購入した測定器で、使用構造材の含水率をチェック.

天然乾燥材で20%を切っていて、とても良い乾燥状態です.




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杉の天然乾燥材.

良い色です.


軸組みが組みあがるのが楽しみですね.