20170122 | ヨネダ設計舎のブログ

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出来事 日常 建築 

三重県建築文化講演会2017に行ってきました.

今年の講師は手塚貴晴さん.



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手塚さんのレクチャーは10年とちょっと前に一度聴いたことがあります.

夜学校の卒業の年、進路に迷っていたタイミング.友人に講演会の招待状をもらって氏の講演を聴いたことで、進む道を決断することになりました.

園児がいきいきとはしゃぎ、笑顔いっぱいで園での時間をすごすドーナツ型の園舎.


ふじようちえん.


こんな建築を設計できる人になりたいと、大きな希望と夢をいただいた事を思い出します.


独立して3年が経ち、10年ぶりに聴いた手塚さんの話し.

工学的な話というよりも、ひとと建築の関わり、人と人の関わりに重きを置いた内容でしたが、やはりとても感じるものがある素晴らしい講演でした.

印象に残ったことのひとつ.手塚さんの代表作、屋根の家の写真に登場されていた、屋根の上ではしゃぐ娘さんが、今は30歳近くまでご成長されていること.

住まいの中では家族の時間が流れている、と改めて感じました.

今回も良いタイミングで良いお話が聴けました.


僕は僕の設計で建築に想いを託していきたいと思います.

そしてやはり、いつか園舎を設計することが僕の夢のひとつです.