20170109AIさんち | ヨネダ設計舎のブログ

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松阪市築40年超の家 リノベーション AIさんち.


基礎補強の砕石転圧工事が終わりました.

これから既存基礎に千鳥に(赤い丸のところ)補強梁との定着筋を施工し、新規基礎と既存基礎を一体化させます.

このあと、地面は全てコンクリートスラブで覆われます.

本建物は布基礎で建物の荷重を支えている形式なので、新たに耐圧盤をベタ基礎化させるというよりも、床下の防湿対策の目的で全面にコンクリートを施工します.(もちろんその工事とは別に布基礎の補強も行います.)



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これから、新しい壁や天井ができてくるわけですが・・・


この砕石と土壁と、空中階段・・・.

魅力的な空間・・・.

(住空間で、土の壁を通り抜けて、空中に架かる階段を下りて行ったら床がこの砕石って、めちゃくちゃシュールだと思いませんか!?まさにリノベーションでしか生まれえない空間かと.)


なんとか完成仕上りにおいても、このままこの要素たちを隠さずに空間化できないものか、という思いがこみ上げてきます.

(でもさすがにそれはできないので、(壁も基礎も耐震補強のためにこのままというわけにはいきません.)今回も設計者のここだけの話し、、、にとどめておきたいと思います.)


これから火打梁は全て新品の鋼製火打に交換し、羽子板ボルトも新しいものに打ち替えます.