2016みえ木造塾 | ヨネダ設計舎のブログ

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出来事 日常 建築 

20161112

みえ木造塾2016年度最後の講義の日でした.


毎年恒例の木構造の山辺豊彦先生にご登壇いただき、講義と塾生が応募された実験体の実大破壊試験を行いました.

今年は、木構造の考え方に合わせて木造中大規模構造建築物の興味深い事例をご紹介いただきました.



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いつもながら大変勉強になります.

壁倍率1倍とは 水平変位がH/120の時、壁1mあたり1.96KN(200K)の力を受け持つことができる耐力壁の基準値である.
という知識は知っていても、実際に壁が1/120変位した状態を見ることができると、建物がどういうふうに動いた状況の耐力なのかリアルに想像する事ができます.










全部で6回にわたる講義を皆勤で受講された塾生の方に皆勤賞の品として、縄文時代に使われていた縄文尺(173㎜)で構成された三角定規をつくりました.

石川県真脇遺跡のある辺の1/10スケールです.


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(内職中の様子・・・)

気にいっていただけたでしょうか・・・.

材料は三重県産ヒノキ 速水林業さんからご提供いただきました.


来年度みえ木造塾2017につきましても、魅力的なカリキュラムになるように現在、運営委員会で案を練っています.

また来年も皆様とお会いできることを楽しみにしています.

是非ともよろしくお願いします!



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米田雅樹 三重県 建築設計事務所