大室美術館へ | ヨネダ設計舎のブログ

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出来事 日常 建築 


20160624 

architecture photo発行者の後藤さんを通してお互い紹介していただいていた、

今年4月に三重県に引っ越してこられた同年代の建築家 atelier Ichiku 大室佑介さんからご連絡を頂き、男2人でカルティベイトさんにランチに行ってきました.


その後、大室さんが独断と偏見(本人談)で不定期で開館させている大室美術館に.

(白山町(三重の中でも結構・・いや、かなりのどかな方・・・)にあり)

この美術館は大室さんの奥さんのお爺さんが営まれていた 犬の首輪工場 を大室さん自ら少ない手数で空間化し、コンバーションした建物.


今回の企画展示は荒川朋子さんでした.



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彫刻家である奥さまの工房と作品も拝見させていただけて、とても素晴らしかったです・・・.


(もうすぐ全国の錚々たる美術館の企画展へ送られる作品たち)



大室さん、学年は僕の1歳年下ですが、初めてお会いする前に経歴を調べて(失礼しました)びっくり.


今から約10年前、大学 せんだいデザインリーグ 卒業設計日本一決定戦でなんと1位になっている人でした.

その時の作品も人類の記憶を建築化したもので、とんでもなく高度な哲学を含んでいるものです.

色々とお話しして、今まで取り組んできたこと、そして今現在、建築設計に対して取り組んでいるテーマも、とても興味深く.

多摩美術大学卒なのもあってか、建築だけにとらわれず、というか全ての興味の対象、美術、詩、絵画、彫刻、古典などが建築の取組と相互影響されているのが自然に伝わってきました.


とんでもなくアタマの良い人だ、そしてとんでもない知識の量.


大室さんの口からでてくる今取り組んでいる思想、考え、が、既知の論文や文章で似たような話は聞いたことのないもので、ホントに独自の取組を、確たる自信を持ってされているなぁ、と大変刺激をいただきました.

(刺激が強すぎて、この夜アタマが痛くなってしまいました.知恵熱が出てしまったようです...)





是非近々の一杯、楽しみにしています☆













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米田雅樹 三重県 建築設計事務所