奈良へ | ヨネダ設計舎のブログ

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出来事 日常 建築 


休日.


いつも手伝ってくれている三重大院生のA君を誘って奈良へ.




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室生寺(770年) 再訪.

アプローチ、視線の設計、建築とランドスケープの融和が素晴らしく.

そして弥勒堂の弥勒菩薩がとても美しく.




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新薬師寺(900年代中期)


内部撮影禁止ですが、中心に仏様と12体の国宝像が円形に配置される、空間の妙と建築の応答.

密教系の寺院、古民家の系譜の寸法体系を参照していくと、開口を低く絞ったプロポーションの美が見いだされるけれど、この建物にはそれと違った美しい佇まいがあると気付く.




今自分が求めていること.

建物と空間の生命感の関係、内外の環境の融通無碍な応答の在り方、居場所の閾の濃淡、空間の仕切り方、のヒントは奈良の古建築に大いにあると気付き、改めて体感しに行っています.


最後、新薬師寺の近く、東大寺に行こうと思ったらモノスゴイ人で、断念.


偶然通った

入江泰吉記念奈良市写真美術館(1992年)【設計 黒川紀章建築都市設計事務所】へ.




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ちょうどこの日から開催されていた三重県出身の写真家 浅田政志さんの個展も面白く、



そして何より、奈良を愛し、その写真を撮り続けた入江泰吉さんの写真の数々が言葉にならないくらい美しく、素晴らしかった.













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米田雅樹 三重県 建築設計事務所