20160227 | ヨネダ設計舎のブログ

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出来事 日常 建築 

20160227

同郷の庭師、西村さんと共に愛知にて行われたマウントフジアーキテクツ 原田さんのレクチャーへ.

早朝、四日市中川原駅をおりてすぐの西村さんの自宅、officeにお邪魔し、色々とお話をする.

同年代の西村さん.

驚くべき書籍の量(庭、建築、写真集その他たくさん・・・)、バイタリティ、このうえなく大きな刺激をいただく.



午前中は僕のお願いで、親しくさせて頂いている建築家が以前、建築的に大変良いと言っていた愛知県緑化センターへ.



愛知県緑化センター  1975年  瀧光夫  株式会社東海設計




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植物、ランドスケープに溶け込みながらも、自身のラインを主張するモダニズム時代の建築の水平線.

空と植物の関係、調整から、厚みを持たせないように配慮され、水平と調停する意匠を交えつつ置かれた最層部の黒いボリューム.


上層と下層の場の構成の変化とそれにより受け取る体感.


人体に近いスケール(公共建築にしてはとても低い2100の天井高さ.でもそれが心地よく.)から植物の空間へと段階的に移行する高さの設定.


プランがつくる動線、視点の誘導によるシークエンスの切り替え.


低く潜ったところと、明るい外部に接続する外部階段の拮抗した寸法のせめぎ合い.


西村さんの植物的目線、石積みの目線から見た考察も頂きつつ.




マウントフジアーキテクツ原田さんのレクチャーのあと、西村さんと別れ、マツヤマ荘の同志たちと合流し、岐阜のスミレ設計室(マツヤマ荘)に泊めていただく.


同じ志をもつ仲間との裸の意見の交換は、本当に血肉になるし、自分の背筋が伸びる.


(寝袋持参)

(いつもすみません。。。)










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米田雅樹 三重県 建築設計事務所