昨日は映画の日でもあり満席でした!

観て来ました!台湾映画「セデック・バレ

台湾を日本が統治した時代の昭和5年に起きた
霧社(むしゃ)事件を題材にした映画で
昭和5年10月、セデック族の住んでいる場所にて
原住民のセデック族が日本人に対して反逆を仕掛けた
実際にあった事件を限りなく忠実に再現した映画です

霧社事件

一部「太陽旗」、二部「虹の橋」 と二部構成になっていて


両方観たら約4時間半も!!


ですが・・・


この映画、素晴らしい超大作です!


長い時間もまったくあきません!


ぐいぐい引き込まれ、ハラハラしますあせる



結構、荒っぽいですメラメラ


原住民、首狩り族が主役のお話ですから首がスパン!スパン!と狩られて・・・叫びヒャァ~!!!

とにかく戦のシーン、残酷シーンが多いです

でも大自然の豊かさや原住民のおおらかさ霧

彼らの文化の素晴らしさが充満していますが


その分、戦いの残酷さは際立ちます


流血シーンに弱い方は気をつけて・・・


もちろんR15なので息子は連れて行けません





民族の魂を賭けた戦いは心を揺さぶられますが


女の私としては


戦う男を支える女のが定め、女は男には逆らえない時代


本当に辛く悲しくて胸が苦しくなります



この霧社事件、暴動を起こした先住民の行動は本当に残虐ですが


しかし事の発端は先住民に対する日本人の差別心と


そして鎮圧するための行動などを考えると本当に胸が痛いです





今回、セデック族の俳優さん達はこの映画の為にオーディションを受けた


素人さんがほとんどですがみんな凄い演技力です!


それに、身体能力が凄い! 裸足で野山を駆け回り木からジャ~ンプ!


すげ~野生人です!


台湾の原住民の血を引いた人って顔が濃いのですが


みんなイケメンでマッチョ揃いで凄いです!




台湾では大ヒットしてとっても見応えある映画なのでおススメです!


GW中、公開されていますので良かったらご覧になって下さい。



そして~



この映画でうちの主人が登場するシーンをご紹介しますと
1部の「太陽旗」前半で日本軍の少将の役で出演しています

馬に乗って上から目線で偉そ~な態度で冷血な役ですガーン
本当にもう~酷い!プンプンって役にですが憎らしいです。



実はDVDはもう海外では発売されているので
既に家にもあるのですが日本で公開される日にスクリーンで
観たかったので私はこの日を待ってました!



そして我が息子、当時小4のときに撮影で台湾へ行ってました

緑の着物の母親役は田中千絵さんで右の学生服着てる子がうちの息子です。
左の弟役の子は台湾在住の日本人のハルキくん当時3歳。
一部「太陽旗」の後半で登場、二部「虹の橋」回想シーンで出ます


荒々しい、眉間にしわがよるようなシーンが続く中


当時のまだ幼い息子がスクリーンに登場すると


にっこりしてしまうのは


多分、私だけにひひ