今回の議会の補正予算には「子育て広場整備事業」が提案されていました。これは各旧市町にひとつずつ、小さなお子さんを遊ばせることのできる芝生の広場を整備し、子育ての環境を整備するとともに親通しの交流も図る事業です。

 大変素晴らしい事業でありますが、いくつかの質問をさせていただきました。

 その結果、この事業を通じて「子育てを応援する豊岡市」をアピールするとともに、継続して子育ての環境整備に取り組むという位置づけだとわかり、大変うれしく思いました。

子育て広場

 下記の提案も併せてさせていただきました。

1.幼児期だけでなく児童(小学生など)の遊び場の整備を

 実は子ども達の遊び場もそれほど多くありません。私たちの子どものころにはあった沢山の空き地は今やほとんどありません。素晴らしいことですが高齢者の方々のグラウンドゴルフの場所も必要であり、太陽光発電所もたくさん作られているのです。学校の校庭も一部の団体が占有している例もあるという話も聞いたことがあります。
 何とかそれぞれが共存できるように、時間差を設けることや、全面の占有をしないようにするなどの工夫も必要ではないでしょうか。


2.子どもたちのコミュニティの再構築

 現在ではスマホのゲームなどもありますが、放課後児童クラブが整備されていることもあり、子どもたちだけで遊ぶことが少なくなっているようです。昔は高学年の子供が小さな子供の面倒を見ながら、時にはけんかもしつつ、子ども達の間には深いつながりがあったと思います。それがいまはどうでしょうか。不登校の児童の増加ももしかしたらこうした背景があるのかもしれません。

 子ども通しの遊びをもう一度復活させたいものです。