今回の補正予算で「英語教育の推進」事業が提案されました。

ALT


 これまで英語教育についての豊岡市の取り組みは

<これまでの取り組み>

1.中学校では各校に英語教師を派遣し、英語教育にあたる

2.幼稚園や保育園などに英語テープや教材を配布して英語に親しむ環境を整備

3.小学校3~6年生に英語活動などを行う

 ということでしたが、今回提案されたのは

<来年度からの取り組み>

1.小学校全学年で英語教育を行う

2.小学校に外国人教師(以下 ALT)を派遣する

3.それに伴いALTを派遣会社を通じて確保する


 
 これで就学前から中学卒業まで継続して充実した英語教育をする環境が整うという事業です。その目的は

 「中学卒業時にはふるさとの事、自分のことを英語で話すことができる」という素晴らしい目標を掲げております。


 ぜひそうあるべきだと思い、もろ手を挙げて賛同するものです。

 しかしながら、議会説明会など様々な場面でALTについての指摘を受けることがあり、今回質問をいたしました。


1.優れたALTをいかに確保するのか

 子どもたちに「ふるさとの事や自分のことを英語で話すことができる」ようになるためには、ただ単に英語が話せるだけでだめです。それに教育者としての資質や指導力、そして豊岡市に魅力を感じてくれるALTであることが望まれます。
 今回は人数が多いので派遣会社に依頼するようですが、当局にはしっかりと面談の上、良い人材の確保をお願いしたいものです。


2.ALTにも市民として豊岡市に親しめる環境づくり
 以前、ALTに受託をあっせんしたものの、古い日本式トイレに戸惑い、困惑された例があったそうです。
 逆にALTの方の中には、すばらしいスキルを持っておられ、今夏に発足した「豊岡観光イノベーション」という会社にALTとしてではなく、職員として派遣された例もあります。
 ALTの皆さんも、せっかく豊岡市に縁があってこられたことですから、しっかりと受け入れていきたいと思います。住環境の提供まで派遣会社に依頼する様ですが、市としてもALTの待遇に気を使い、できれば豊岡市民としてそれぞれの経験や能力を市の為に使っていただきたいと提案しました。