竹野地区に続いて私の地元である日髙支所の視察に入りました。



日髙支所

 こちらの日髙支所は建物自体は大きいものの、合併前のずいぶん前に建てられているので少し古び方感じがあります。隣に農業改良センターが別の建物としてあり、公民館がそちらにあるので、公民館はこの中にはないのです。もともと豊岡に続く2番目の大きな年でしたからこの大きさは仕方がないですね。



日髙支所

 1階は住民課などの窓口業務が並んでいます。壁を隔てた向こう側は



日髙支所

 そこには図書館があります。ここは外から直接入れるし、1階にあるので学生など多くの利用者があります。そして地域の歴史の蔵書が面白いものがあり、私は好きな場所です。


 2階は地域振興課と総務課、稲葉川区画整理課が2階にあります。


 3階はむかしの町議会のあったフロアーです。今では日髙子育てセンターキッズランドがあります。



日髙支所

日髙支所


 こちらは元議会とか委員会室ということもありとても広いです。他の支所では公民館に使われていますが、こちらは子供の遊び場として素晴らしい広さを誇っています。ただ、アプローチが市役所の雰囲気のままです。もっとそのあたりの整備もしてあげることができればいいのですが。


 市職員の方の説明をうけました。


1.市役所としては職員のエリアを一階にすべて移動させる工事が

   間もなく行われ、業務の合理性を図るとのこと

2.西気地区が地域コミュニティーセンターのモデル地域として先行

   して挑むのですが、「がっせぇ西気」というこれまでの取り組み

   合わせて推進してゆく

3.西気小学校の廃校のあとは西気公民館が利活用するが、残り

   の施設の利活用。

4.円山川の築堤の早期実現

5.日高IC(仮称)が完成してからの地域振興策への対策


 私個人としてはIC周辺の道路整備出石間の道路整備、そしてなにより中心市街地の活性化です。この場所は災害にも強く、但馬に多い霧・もやも少なく住み易い場所です。だから国分寺も置かれ、国府もあったのです。

 これから都会では福祉サービスに関わる施設と人員不足に陥りますし、周辺地の高齢化が進み、希望者には市街地への移住の需要が今後高まると思われます。ここは総合病院、郵便局、支所、小学校、高校、農協、商店、スーパーマーケットなど、あらゆるインフラがあり、歩いても生活できます。福祉施設や障害者やお年寄りのためのグループホームや障害者マンションなどを誘致すれば、この地域は福祉のコンパクトシティーとしてモデル的な地域になるはずです。災害時に本所のバックアップにもなるこの地域の活性化は地域住民だけでなく、豊岡市全域にとっても意味のあることだと思います。


 2日目の但東支所に続く