「宇宙人」鳩山由紀夫を理解出来ない日本人…。 | 三田市議会議員 前中敏弘オフィシャルブログ「赤ひげの七生報国、定点観測。」Powered by Amebaぬ

「宇宙人」鳩山由紀夫を理解出来ない日本人…。

またぞろ鳩山由紀夫前総理の発言「方便」が批判の的になっているようだ…。私はある本を読んでから宇宙人「鳩山由紀夫」が何となく理解出来るようになった。


彼は東大工学部からスタンフォード大学で博士課程を修了している。

今までの自民党の政治家たちは、「足して2で割る」「加減乗除」しか出来なかったが、鳩山さんは「微分積分」が出来るのだ…。だから彼の政治は「不均衡な変化」を前提にしているのだ。


一連の沖縄米軍基地の移設問題での発言は、変化を含めて彼の頭の中でそれを数値化して、連立方程式を組んでいたのではないか?


実際鳩山さん英語で書いたの学術論文は高い評価をえており、その論文のテーマは、ロシアの天才数学者、アンドレイ・マルコフが唱えた「マルコフ保全理論」の研究である。


マルコフは「マルコフ連鎖」と謂う確率理論を提唱したことで著名でその理論とは、「未来は現在のみに関係し、過去には関係しない」という考え方でこの理論の影響を受けた鳩山さんの言動を見る時思わず納得してしまった…。(笑)


実際鳩山発言は二転三転してブレブレのように謂われるが彼はその時々の変数により自らの解答を変えるわけだ。これが、外部からはブレたと謂われるが彼の思考形態は一貫して不変なのだ…。

「私はブレてない」と彼は何時も答えていたが、「目的関数を理解出来ない奴には、何をいっても始まらない」と謂う感覚であったのだろう…。


鳩山さんは日本政治の現状について、「正しい分析がわからないで政治の世界に入ってしまうと、所謂腹芸とか政治的圧力が起こる」と批判しており、彼は、自分が研究してきた知識でもってまったく新しい政治を行おうとしたのだろう…。つまり政治に科学を持ち込み目的関数をつくって制約条件をつけるやり方である。

つまり鳩山さんの考え方は自分があるタイミングを決める、その直近のどこかで自分で決めて起きたことを基準点にして、そこと比較して「よりましなシナリオ」を選択することが最適解だと謂う発想なのだ…。


だから鳩山さんはブレているのではないのだ。政治を一つのピンポイントで見るのではなく関数体で見ているのだ。それを日本人、メディアが理解出来ない。だから「宇宙人」と謂うことなのだろう…。


きっと生まれた時代が悪かったのだ…。