地方からモノ申す…!馬鹿でも出来る国会議員を削減しよう…!議会改革と議員心理…その真相を探る… | 三田市議会議員 前中敏弘オフィシャルブログ「赤ひげの七生報国、定点観測。」Powered by Amebaぬ

地方からモノ申す…!馬鹿でも出来る国会議員を削減しよう…!議会改革と議員心理…その真相を探る…

 今地方議会では議員の存在意義が問われている。住民は議員など不要だと考えている!地方議会は議会制民主主義で形は首長と二元代表制とはなっているものの首長と違い何ら権限がない…。財政難の時代ボランティアならいざ知らず市民の血税から高い報酬など出す必要などない。…そんな声が大半であろう…。

 ただ、首長の暴走を阻止する事と役所のチェック機関としての役割があるので若干は必要かも知れないが、そんなに数は要らないだろう…と。此が今の住民感情である。名古屋や阿久根市のように首長と議会が対立する都市では首長は議会を抵抗勢力に見立て行政運営を謀るなど今や議会自体の存在を否定し、身勝手な正義で民意を得ようとするポピュリスト首長は今後も増え続けるであろう…。大阪府の橋下さんも正にそのお一人である。

 ここで出てくるのは議会を蔑ろにした政策と不満分子の排除、それらの実現の為に議員の定数削減と報酬カット、さらには調査研究費の廃止を打ち出す…。此に住民は両手を挙げて賛成すると謂う構図である。

 此に対抗して何処の地方議会でも生き残りをかけ「議会改革」のノロシをあげ検討委員会等を設置して取り組んでいるのが現状だ。

 中身は議会基本条例の制定、これは議員の活動が市民に見えないので報告会を開き住民との議論や参加機会を提供すること、説明責任を果たすこと、議会からの政策提案を積極的に行うことなどが盛り込まれている。

 議員の資質向上をはかるべきだ…とか本会議での一問一答やインターネット配信だとか議会事務局の充実とか色々議論はされているが、いずれも小手先だけの改革の議論に過ぎず、住民にとってこんな改革は評価の対象にはならず、議員の自己満足の世界で、何処の自治体でもやっている事で、余りにも独自性が無さすぎる…!まさに住民感情とかけ離れた所で相撲を取っている状態である。

 住民の興味は本丸一点である。議員削減賛成の署名を集め、請願や直接請求を提出しているのが現状であろう。議会が議員がどっちに向こうが手前味噌としか評価しないのだ!議員、公務員は気楽なものだ…と。

 我々地方議員が出来の悪い国会議員に抱いている感情と同じである。今地方議会で(国会議員定数を削減すべき)との意見書なら100%採択されるであろう…(笑)。いつから議員は有権者の信頼を失ってしまったのだろう…?今こそ原点に戻る時だ!

 今後、地方から色々モノ申していきますよ…!つづく