名古屋市の河村、阿久根市の竹原両市長の独断暴挙に現在の日本の危なさが露呈している…。 | 三田市議会議員 前中敏弘オフィシャルブログ「赤ひげの七生報国、定点観測。」Powered by Amebaぬ

名古屋市の河村、阿久根市の竹原両市長の独断暴挙に現在の日本の危なさが露呈している…。





 ワンマンと謂われる首長は全国には五万といるだろうが、それら首長は大半が、歴史に名を残す素晴らしいリーダーであった筈である。

 しかしながら、河村、竹原両氏は歴史に残るトンデモない市長と謂えるであろう。ただ河村氏については、見解が別れるところであろうが…?

 一地方議員として絶対同調出来ない二人の市長さんについて考えてみたい。

 先ず河村さん…貴方は民主党の国会議員であられた時からマスコミへの露出度は他のどの議員よりも高くベタな名古屋弁で大衆に人気もありそのオモロイ言動にも確かに注目を集めていましたね。しかしながら、貴方の言動は民主党内では、受け入れられることなく、何時も中途半端で浮いていました。

 万年、自称総理候補で必要な推薦人は集まることなく、何時も何時も不戦敗でしたよね。ソリァそうだわな!あんたに付いて行く仲間など誰もアリァせんわ(笑)。

 結局矛先を変えて…斯くして国会議員辞職して既に民主党の候補者が居たにも拘わらず名古屋に殴り込み、圧倒的知名度でもって市長選挙で51万票を獲得して圧勝したのである。その民意をバックにして今回の暴走である。そういえば、三田にもかつて来られてどえりゃぁ人気だったんですよね…。ただ市民向けのパフォーマンスが過ぎて議員には不人気で二度と呼ぶな…!の声があがっていたそうですが(笑)…主催者を怒らせる最低の奴ですね…。

 彼の選挙公約が市民税、法人市民税の10%の減税でこの年間220億円の収入減は行革で補うという。更にアチコチの自治体で失敗しているのにも拘わらず小学校区ごとに選挙で選ばれた10人程度の委員に予算を付け事業をさせるという地域委員会の創設。最終的に260箇所の地域に広げ将来は各地域に課税権まで持たせると謂う 。更に市会議員の報酬を半額に定数を半分にして政調費を廃止にすると謂う議案を議会にも謀らず上程し否決され、減税については、一年の時限立法と修正されたのである。

 所謂三大パフォーマンス公約である。政令都市名古屋の議会もナメられたものである。彼の頭の中には最早二元代表制の議会と謂うものが存在しておらず、正に日本の地方の議会制民主主義の否定であり、議会憎しの思いしか伝わってこない。余程国会議員時代に名古屋の議員さんに対してのトラウマでもあるのでしょうね…(笑)

 先ずは議会を説得をするべきで、それが出来なければ自分の能力不足を恥じるべきでしょう。厚顔無知とは彼のことをいうのです。それがこともあろうに彼の出した結論は自分の公約を守る為に地方政党…減税日本…を立ち上げ己自らが、主導して議会解散の直接請求をすると謂う暴挙にでたのである。

 奴の頭には議員も選良であることを無視し、全てを市民に問うとして議会を愚弄した行政運営である。このやり方にぶち切れたのは、彼の支持母体である民主党の議員団、河村の推薦取り消しと次回の市長選で独自候補者を立候補させると謂う…!正に河村さんは四面楚歌…。最早幻の51万票に頼るしかなくなり今回の暴挙である。

 万が一彼が勝っても何年間後に市長が変われば元の鞘に収まるだけなのにね…(笑)今は独裁いや独断政治へまっしぐらである。こんな手法が何時までも続くわけがない…!こんなトンデモない市長がいると議会も職員も大変だ!ご愁傷さまです。死ぬまで政治は大衆運動とかいってればいいじゃないですか!早晩市民に飽きられてこのオッサンの政治生命も長くはないと思いますが!

 名古屋市議会の皆さん!こんなパフォーマンス男を早く駆逐してください!議会制民主主義を守る為にも!

$三田市議会議員 前中敏弘オフィシャルブログ「赤ひげの七生報国、定点観測。」Powered by Ameba さて、次のターゲットは史上最悪と謂える鹿児島県阿久根市長の竹原信一氏の行動について言及してみたい。

 まあ、阿久根市の名前を全国区にした功績だけは認めてあげるけどね…(笑)。このブログ市長さん、防衛大学卒でかのヒゲの隊長さんこと自民党の参議院議員佐藤正久氏と同期だそうだ。

 退官後、地元に帰り、市会議員から市長になられたようだが、市長選挙期間中に公選法に抵触するのにも拘わらず自らのブログを更新、それ以後ブログに書きたい放題、阿久根市で最も辞めてもらいたい議員は?とのテーマで投票を募り、議会から不信任を突き付けられ議会を解散したり、全職員の給料明細を公表したり、やる事はハチャメチャで出直し市議選後に再度不信任案が提出され、失職したが再出馬し何故か再選、その後もブログにて誹謗中傷、何でも有りのお騒がせ市長である。

 挙げ句の果てには、皇室をも中傷して大問題を起こす。更に役所内では、恐怖政治を行い、気に入らない職員は懲戒免職と裁判沙汰になり敗訴、此処までくると?

 更に障害者には差別発言!マスコミに叩かれると防災無線を使ってメディア批判。こんなのは序の口でこんどは取材拒否!3月の大事な予算議会も再三の議長の出席要請にも応じず議会は何日も空転、市長命令として幹部職員には、答弁拒否を強要!

 此処までくるともう笑うしかない…。以来鹿児島県知事の勧告に耳をかすこともなく、議長の本議会開催要求にも応じず、挙げ句の果てに議員報酬は日当制、職員のボーナス半額…そして副市長の専任等々すべて専決処分…。

 このほど開かれた臨時会で議会が不承認を突き付けたが専決が優先するとの意向を貫いている。此処にきて良識ある市民が立ち上がり、ブログ市長リコールの直接請求に必要な署名を集めあとは、リコールに向けての住民投票が行われてるのを待つだけだ!

 いよいよ年貢のおさめ時か?阿久根市よ何処にいく…。連日全国紙の社会面を賑わすこのブログ市長の行動にはコメントのしようもない。

 まあ、色んな市長もいるもんだ…日本も広いよ…!ただ謂えることは、首長選挙で議員定数削減、報酬カットを公約にいれ、ポピュリズム政策をこれでもか~と入れると誰でも当選する可能性があるが、こんなパフォーマンスは一年も持たない…今こそ有権者は何が正義かを見極めなければならない時であろう…!

 兎に角変な世の中である…。