赤髭の三輪二丁目一番地!市民病院の課題と組織について…副管理者のポストを置くべきである…! | 三田市議会議員 前中敏弘オフィシャルブログ「赤ひげの七生報国、定点観測。」Powered by Amebaぬ

赤髭の三輪二丁目一番地!市民病院の課題と組織について…副管理者のポストを置くべきである…!

 竹内市長の三大課題の一つである市民病院の経営並びに医師、看護師不足の問題であるが、これは先の市長選挙戦で最大のテーマにもなり、竹内市長は就任以来正に全身全霊をかけこの難題に取り組まれた結果、閉鎖病棟を徐々に回復させ病床利用率も80%近くまでアップさせたことを市民はもっと評価すべきである。


 ご承知の様に昨年7月より市民病院は地方公営企業法の全部適用を受け病院管理者を置きヒトとカネを独立させて再生を諮ることになったのである。以来、腎臓内科医の招致により透析病棟の再開や循環器センターの開設等市民病院の謂わばキモの部分は評判はすこぶる良い。


 しかしながら、全体的には何故か市民ウケは芳しくないのである。これは病院に対して市民の敬意が欠けているわけで、市民の理解を得る施策を考えなければならないだろう。今議員の病院についての見識は少なくとも他の自治体の議員よりもかなりレベルは高いと思う。市長の病院に賭ける思いを十分に理解し市民の命を守る素晴らしい病院として認知されることが経営改善にも繋がると信じ、各々が関心を持ち取り組んでいるからである。後は市民がいかに市民病院に敬意を持って現状を理解して見守ってくれるか、これ一点であろう…。この件については後日詳しく述べてみたい。また事務職の人事に於いても専門職化により内部改革が一層進むことを期待している。


 もう1つの市長への問題提起は、現状管理者は院長が兼務されているので議会での答弁などは、病院担当理事か事務局長が対応しているが、私は管理者と同等の権限を有する職務代理としての副管理者ポストを置くべきであると考える。その役職は特別職とするのが妥当であり、これは対外的な交渉、更に内部的にも有効な手段であると考えられるが如何なものだろうか?