水前寺公園その① | 内輪で行こう!(笑)

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こんばんは。


仕事の息抜きにアメブロ書きます。

ちょうど1週間前に行って来た熊本市内の水前寺公園のお話です。



熊本城見学に3時間以上かかったオジサンは、15時くらいに市電に乗って、
水前寺公園に向かいました。



水前寺公園には今から二十数年前に福岡でレンタカーを借りて、
また学生時代にバイクのツーリングで来たことがあります。



通称水前寺公園の正式名称は水前寺成趣園です。

くまモンが教えてくれました。

それにしても、くまモンの駄洒落は、オジサンの高度なオヤジギャグと違って、
恐ろしく寒さを加速しますね・・・。(笑) (← お前が一番寒いっちゅうねん!)


以下、水前寺成趣園の公式ホームページから引用。

「肥後細川藩初代忠利公が鷹狩の砌(みぎり)、渾々と清水が湧くこの地を殊の外お気に召され、
御茶屋として作事されたのが始まりです。後、綱利公の代に大規模な作庭がなされ、
桃山式の優美な回遊式庭園が完成、陶淵明の詩(帰去来辞)より成趣園と命名されました。
華やかな元禄時代には東屋も沢山あり、成趣園十景を選んで楽しまれました。
重賢公の代、宝暦の改革で建物は酔月亭一つを残して撤去され、樹木も松だけの質素なものとなりました。
護久公の代には版籍奉還で一時官有地となりましたが明治11年10月7日、
成趣園を境内地として細川藤孝公・忠興公以下歴代藩主を祀る出水神社が創建され今日に至っています。」


以下、熊本市交通局のホームページから引用。

「江戸初期の寛永9年(1632年)、肥後細川家初代忠利が、この地に水前寺を創建。
のち寺が他所へ移されてその跡に御茶屋が建てられ、細川家代々の別邸、庭園とされたところです。

明治時代以後、一般に開放されました。三代綱利のときに桃山式庭園が完成しました。
庭園中央部に横たわる池を海に見立て、東海道五十三次を模して造園されたといい、
”水前寺富士”とよぶ小山を中心に、形の良いマツや刈り込みをのせた芝山が、ゆたかな起伏を見せて広がっています。

池中には、阿蘇山の伏流水といわれる清水が、年中涸れることなく湧き出し、
池畔には細川幽斉(藤孝)が後陽成天皇の弟宮桂宮智仁親王に古今和歌集の奥義を伝授したという、
智仁親王の元書院兼茶室”古今伝授の間”(県指定重要文化財)が京都から移築されています。

明治の中期、五高の教官として熊本に滞在した夏目漱石も、たびたびここを訪れ、
「しめ縄や春の水湧く水前寺」の一句を残しています。

園の北側に接して、細川家歴代藩主を祀る出水神社があり、
その境内に、もと朝鮮の京城城門の柱の礎石であったという、袈裟の銘が残る石の水盤があります。」


色々見てみましたが、熊本市交通局のホームページの紹介文章が一番要点を捉えていていいですね。

つまり、細川藩初代藩主忠利公が鷹狩りの際に湧水豊かなこの地を気に入って、
水前寺というお寺を建立した。(水前寺=湧水地の前のお寺)

その後、水前寺は他の場所に移されて茶室ができ、綱利公の時に桃山式庭園が完成した。
これが、現在の水前寺公園のベースですね。

お寺があったから水前寺という名ですが、今は全くお寺はなく、
明治時代に細川家歴代藩主を祀って出来た出水神社という神社の敷地であるというところが面白いです。


ちなみに入園料が必要で大人400円です。
熊本城の入場料が大人500円ですから、ちょっと高いと思います。

規模と内容からして、200円くらいが妥当だと思います。

これでは、観光客が減っても仕方がありませんね。

と前置きが長くなったので、本題へ移ります。



園内にはこのような庭園が広がっています。

庭園的には特筆するほど素晴らしいものではありませんが、
ここに関しては素晴らしいです。



清水がこんこんと湧き出ている池。

日本一綺麗な池のある庭園だと言えると思います。



そしてこちらが敷地内にある出水(いずみ)神社。

西南戦争の後に細川藩歴代藩主を祀るために建立されました。



境内にも阿蘇山の伏流水が湧き出ています。



その名も「長寿の水」

最近、「若返り」とか「長寿」という言葉に敏感に反応するワイルドさんも、
もちろん、浴びるほど飲みました。(←お、オジサン・・・。)



石水磐は、元々京城城門の柱の礎石だったそうです。



こちらが出水神社本殿です。

オジサンも参拝しました。





出水神社のすぐ横には小さな稲荷神社がありました。

こちらにも参拝をして、庭園内を散策します。



園内で一際目を引くのがこの「水前寺富士」。

水前寺成趣園の庭園自体が東海道五十三次を模して造園されていて、
この小山は富士山を表しています。





見るアングルによって雰囲気が変わって面白いです。


(つづく)




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