1日中雨の予報が出ていましたが、島原についてからは少し晴れ間も見え隠れ。
長崎空港からもバスと電車に揺られて2時間弱。
ようやくお目当てのお店に到着しました。
店内から見える海の窓。
直ぐに冷たくてシュワっとするものが飲みたくて、海を眺めながらドリンクを頂きました。
ランチですがディナーメニューをお願いしており、カウンターでお食事を。
「里浜ガストロノミーコース」+「ハーフペアリング」でお願いしてみました。
・雫
まずはお出汁からスタート
(赤紫蘇 沖縄ジンのトニック)
・浜辺(2プレート)
豆鯵、古代米赤米で作ったパイ、枝豆ペースト、アリッサ、フェンネルの花
・蝦蛄、えごま、かぼす
・海のミルク
天然岩ガキ、ミルク、きゅうり、オリーブオイル
(Sancerru 2017 白)
・ガネと卵
ワタリガニと茶わん蒸し
(ドメーヌタカヒコ ヨイチノボリ パストゥグラン アイハラ2016)
・赤米フォカッチャ
・蛸の花束
タコを吸盤と皮に分解、おくら、こぶ高菜シード
(ボー・ペイサージュ ツガネ シャルドネ 2013)
・フィッシュ&ハム
パルマ産生ハム、産卵前のマナガツオ
(キュヴェ玉名 2017)
・ラビオリ
車エビ、真昆布の出汁
(ストーニーライズ・グリューナー フェルトリーナー)
・赤いガンバ
河豚の一夜干し炭火焼き、パプリカと梅と味噌のソース、赤玉ねぎ、ガーリックビネガー漬け
(シチリア グリッロ 2015)
・紫雲丹のタリオリーニ
(LBL ヴィエーユ・ヴィーニュ ソーヴィニヨン)
・海底から
2種の鮑に2種のソース、じゅんさい
(スモールフライ タンジェリン・ドリーム オレンジワイン)
・白甘鯛/米
(サッサイア ラ ビアンカーラ)
・ハーブティー
・島原バナナ
バナナアイスとチョコクッキー
お父様がお魚屋さんを営んでいるということで、海の幸をふんだんに使ったメニューがずらり。
なるほど。と思う独創的なお料理に、面白いワインのペアリングを行ったり。なかなか斬新な一面も笑。
ご夫妻の仲が良い事と、嬉しそうに料理を作るシェフがとても印象的でした。
特に記憶に残っているメニューとしては、天然岩ガキの旨味!
え?!って驚いたのは牛乳と合わせることによって牡蠣独特の磯の香りが甘味にかわっていくこと。
また、蛸の花束は見た目から驚き。こぶ高菜シードの食感と風味に、薄くそがれた身がチウネや近松のイカを思わせる食感。マーベラス!
パルパハムと合わせたマナガツオの柔らかさにも無言。ハムはそのうちアノ国産に代わるとのことですが、十分パルマのこの風味と塩味は好みでした♡
まだまだ成長と進化を遂げていくんだろうな、というシェフ。
また、お伺いしてみたいお店です♡
pesceco (イノベーティブ・フュージョン / 島原駅)
昼総合点★★★★☆ 4.6