人気のほどは、皆さんご存知かと思いますが、行ってまいりました。
野嵯和さん。
住所非公開、紹介制というハードルの高さに加え、看板もない入口からお邪魔すると店内は異空間。
そして店内はわずか6席という贅沢な空間でございました。予約によって最大でも7席までとのこと。
黒い漆のカウンターの美しさにも驚くが、食器、グラスなど色々なものにもこだわりを感じる。
そしてとても気さくな女将の対応は本当に心地よい。
一方お料理は?というと、正統派和食として素材の味を存分にいかす作り方。
鱚というと天ぷらか鮨、というイメージだったが、軽く干したものを炙り、骨は揚げて頂く。身が厚くてふっくら。
極細の素麺に合わせたのは、アワビの縁側と肝。よく混ぜて頂くと肝ソースがとっても濃厚で日本酒が。。。
天ぷらだ。と思っていたら、剣先イカとこのこを大場で巻いたもの。ちょっと。。。飲めちゃう( ;∀;)
一口サイズの押鮨は太刀魚。ふっくらしていて美味しかったです。
スープは生姜がしっかり効いたもの。身体が温まるだけではなく、口の中もさっぱり。お出汁が身に染みる。。。
ここで、驚いたのは鮎ドボン!
虎白を思い出させるような、生クリームとトリュフオイルのソースで。美味しいわ。。。
お椀は鱧豆腐。鮑が敷かれおり、冬瓜、青柚子を乗せて。
後半にこれだけの美味しいものが出てくるとちょっとドキドキしますね。
金目鯛の雲丹合え、のり醤油、利尻赤雲丹、白七味。雲丹に白七味って初めての組み合わせ。
オコゼのお造りもとっても美味しい。またお魚のいろいろな部位を使うのもこれも野嵯和ならでは。
湯葉で甘鯛とシャトーブリアンを巻いて。口の中で魚とお肉の甘味が出汁と絡んで旨味になる。これぞ本当のマリアージュ。
帰りなくない。。。
帰りなくないけど新幹線の時間が。。。
タクシーを呼んでいただき、宮崎産の大粒生ライチをデザートで頂き幸せいっぱい。
本当に素敵なお店でした。
また、お伺いさせていただきます。