昨年秋、ミシュランが発表されて誰もが驚いたその名前。
「山﨑」
オープンして3カ月でその名を世界に知らしめた大将のお店です。
西麻布の交差点から程ない所にありますが、大将の経歴はまさに興味深い内容。
こちらの店舗も訳合って数カ月で完成させたとのことですが、入口、L字のカウンター、奥のお手洗い、工事に抜かりは感じませんでした。
・うすい豆の茶碗蒸し
・白魚、蕗の薹の飯蒸し、桜塩で
・うるい、はまぼうふう、ズワイガニの椀
・地金目の炭火焼き
リースリングワインと・・・
・炭焼き温泉すっぽん、肝焼き
・尾長鴨、赤ワインソース
ブルゴーニュの赤と・・・
・だいだい素麺、花山葵添え
・鮎の子(仔魚・シラスアユ)、蕗の土鍋ご飯
・土鍋白米ご飯
(お供:鼈卵のヅケ、筋子の粕漬け、卵黄漬け、鶏そぼろ)
・・・どうせなので全部乗せ。
・ペドロヒメネス酒の出来立てアイスクリーム
・44度の玉露
和食とは言いきれないコースの構成。
ソムリエ資格ももっている大将が作り出すお料理は、ワインにも日本酒にも合うお料理。
なるほど。美味しい。
食器やグラス、食材にも拘り、この年齢でこれだけの物が揃えられるのは、
人徳としか言いようがないのかもしれない。
茶碗蒸しとアイスクリームの匙は、若干バランス的に小さく感じたけど。笑。
アイスはお好みで追い「ペドロヒメネス」をしても良かったかも。ちょっとだけね。
お話をしてみるとやはり若さは垣間見られるが、若きほほえみは、今後より一層たくましく、堂々とされていくのでしょうね。
素敵な女将さんが居てくれるのもホッコリします♡