京都はお美味しいものが多い。
何故だろう???
昔ながらこの地で修行された方々が、きっと地の物を使い、地の方々や、
信頼できる仕入れルートをお持ちで、末永く伝承されていく文化背景があるからだろうか?
有難いことにお誘い頂き、誘って頂いたお店は、一見さんお断り。
完全紹介制、住所非公開の「ゑび秀」(えびす)さんでした。
京都の観光客が訪れるその場所から、1本入った道はびっくりするほど静かで、
お店は直ぐに見つけることができました。
カウンター席のみ。
福が来るであろう、笑顔が素敵なご主人が迎えてくださいました。
夏の京都は何が出るのか?楽しみにしておりましたが、
冷たい先付2種から始まって、その後は熱々揚げたてのモロコシ天ぷら。
粒が大きくてとっても甘い。
続いて出てきたのは、鱧の炙り。
お椀や湯引きが一般的かもしれませんが、私は一番やっぱり炙りが好きだな。
ため息が出る位に最高。良い時期に伺いました。
京都丹波牧場の平井牛。大根おろしと実山椒をたっぷりのせていますが、
それにも負けない柔らかい牛の脂の旨み。これは、泣きますね。
この後も、お椀や海の幸が続き、勿論鮎にもありつけました。
さて、、、ここまでで満足度がかなり高いのですが、やってきました。
おでんタイムです。
目の前でたっぷり炊かれたおでんは、好きなものを好きなだけいただけます。
数量限定の物も多いので、仲良くいただいてくださいね。半分なんかにも切ってもらえます。
絶対に食べたかった大根。しみしみで、本当に幸せを感じました。
これ、、、京都に来てよかったって思える一品。
がんもの中には、ゆり根、銀杏、キクラゲが。
これも美味しい( ̄▽ ̄)
外していけないのが、ロールキャベツ。
ミルフィーユ調に重ねられたひき肉の種が、出汁のしみ込んだくたくたのキャベツと
相まって、最高のコラボレーションを感じる事ができました。
この後、ご飯、お漬物、デザートも、もちろん頂けますが、
ご飯と牛筋と一緒にいただくことをお薦めします。
こちらはまた是非お伺いしたいお店です。本当に美味しかった( *´艸`)
ご馳走様でした♡