予約もしないでいきなり伺ったのですが、カウンターには4名既に座っていらっしゃいました。
カウンターは全部で8席位。
外にテーブル席が2つほどあります。
「大丈夫ですか?」と大将に聞いたら、「こちらにどうぞ」とカウンター席をご用意してもらいました。
壁にはたくさんのお猪口。
「日本酒、冷でください。」と、日本酒の好みを伝えて、コートを預けました。
気さくに話しかけてくださる大将。
他のお客様は常連様ですかね。楽しそうにお話していらっしゃいました。
お通しを出していただいて、日本酒とつまんでいる間に、白身のお刺身からスタート。
平鱸、ヒラメ、クエ。
高級魚が並びます。
あん肝が混じった醤油タレと、葱のはいった柑橘塩だれ。
どちらも美味。
大きな鯛が入っているとのことで、大将に見せてもらいました。
カウンターのすぐ裏には厨房があり、大将自ら鯛を切り分けて、中華鍋を使い
鯛に熱をいれてくれました。
中華風の酢のきいた餡かけと共に、ホワホワの身を頂きました。美味しい。
貝は赤貝とつぶ貝。
観音寺から赤貝は入ったとの事。もうちょっと身が厚い方が好きかな。
つぶ貝はコリコリ。
さっと出てきた牡蠣もお出汁が美味しくて、お酒が進みます。
また、この日は特別メニューとして常連のお客様が持ち込んだ「イセエビ」がたまたま入荷しており、
その恩恵を頂くことができました。
生きているイセエビを2匹、あっという間にさばく大将。
赤坂という土地柄ですし、はてさて、、、いくら取られるのか少々ビビってきました。www
さばき立てのイセエビを氷水でしっかり〆て、しっかりと水分を飛ばしてもらってから
目の前に置かれる。
透明なのが、写真でもわかります。
・・・美味しい。
そりゃそうだよね!!!!www
さて、ここからちょっと握ってもらいました。
そう。お寿司屋さんですからねww
スミイカの握りです。
なんと、握りの中にはスーッと切った軟骨が入っていて、噛むとコリコリします。
シャリもとても美味しい。
5日間寝かせた鰤、小肌、漬けと続きます。
最後に熱々の穴子を出していただき、先ほどのイセエビのお椀を。
ホットするひと時。
お酒を2合いただいて、お会計は14000円。
イセエビを頂かなければもうちょっとお得だったのかもしれません~~。
今回は全ておまかせにしてしまいましたが、会話をしながら好きなものだけちょっと頂いたり、
軽くお寿司を握ってもらう。なんて使い方もよさそうです。
大将もお客様も良かったんですね( ̄▽ ̄)
雰囲気は、素晴らしいネタを仕入れる町寿司。って感じで、初めてのお店ですが孤立感はゼロでした。
ネタも本当に良いもの仕入れているし、大将の腕も抜群。
お店の雰囲気とか、客席から見える物を少なくして、もう少しこざっぱり赤坂っぽく厳選した雰囲気にしちゃっても良いのかな?
また、店内喫煙OKなので、団体さんとかがいらっしゃるとお店の雰囲気は一転しちゃうところが残念かなぁ。
早い時間の方が、お食事目的の場合は良いのかも。
赤坂に伺う機会が限られちゃうけど、でも、また大将の笑顔を見に伺いたいと思います( *´艸`)