Cap as Cap Can!! 俺は帽子とだってプロレスできるぜ日記
今日は終戦記念日でした。

実は8月10日、11日の日本武道館でのG1クライマックス30の観戦前、
すぐ近くにある靖国神社を
参拝してきました。



先日ブログで話題にした
七人のトーゴーをはじめとする日系レスラー達の共通したムーブは、
油断させておいての奇襲攻撃。

これは第二次世界大戦で、
アメリカに大打撃を与えた
日本軍のハワイ真珠湾への奇襲攻撃を
モチーフにしているのはご存知の通りです。

この時の首相が東條英機。

グレート・トーゴーは、
最初、グレート・トージョーと名乗っていたのが
アメリカ人には刺激が強過ぎて危険な目にあったため、
トーゴーに変えたという話を聞いたことがあります。

アメリカ人のような雑な人種に、
トーゴーとトージョーの違いが
わかるようには思えませんが(笑)



東条英機等、A級戦犯者が合祀されていることもあり、
靖国神社の参拝問題はこの時期必ず物議を醸していますが、
私が訪れたこの日の境内はひっそりと静まり返り、
猛暑であるにもかかわらず、
冷たい空気が漂う不思議な空間でした。



靖国神社にある記念館には、
零戦が展示されていました。



父・力道山

今まで語られることのなかった家庭での素顔の力道山が、
実息である百田義浩氏、光雄氏によって語られています。

力道山といえば、相撲廃業後、ナイトクラブでの喧嘩が元で
ハロルド坂田(トシ・トーゴー)と意気投合。
プロレス転向を決意した力道山がハワイに渡り、
沖識名の下で猛特訓後、
日本に戻り日本プロレス協会を設立。
その後、蔵前国技館でのシャープ兄弟との試合によって、
力道山人気が沸騰。
プロレスは日本の人気娯楽スポーツとして根付いたわけです。

しかし、
力道山をプロレスラーに誘ったハロルド坂田も、
力道山をハワイで特訓した沖識名も、
力道山が日本でプロレスをすると言ったとき、
決して賛成したわけではないと
私は思うのです。

むしろ、
俺と組んでアメリカ本土に行こう!
俺と組めば、お前は必ずスターになれると
口説いたのではないでしょうか。

しかし力道山が選んだ道は、
日本に帰り、
日本プロレスを設立し、
悪くて大きな外人レスラーを打ち倒し、
日本人のヒーローになることでした。

もし力道山という人間が、
日本でプロレス興行を打つなどという野心を持っていなければ、
あるいは、
あの蔵前の興行が、
あのような熱狂を呼ぶことがなければ、
力道山は8人目のトーゴーになっていた可能性が
十分にあったと私は思うのですが、
いかがでしょうか。



父・力道山 初めて明かす父の実像、父への愛
(勁文社 百田義浩 百田光雄1983/01)
行って参りました!

G1決勝戦!

今年のG1決勝は日本武道館のチケットが取れず、
丸の内ピカデリーの
ライブビューイングでの観戦です。



G1決勝を生で観ないなんて、
何年振りのことでしょうか?



恐るべし
新日プロ人気!

ちょっと甘く見てました。

決勝カードは、
飯伏幸太vsジェイ・ホワイト


(写真は昨日の日本武道館のもの)

いろいろ思うことはありますが、
悪役レスラーが育ちにくい時代だなぁということを、
あらためて強く感じた一戦。

ジェイにしても良い素材のレスラーだと思うのですが、
悪役やってます!感が出てしまっているため、
リアリティにかけるんですねぇ。

本当はいい奴なんだろうなぁって。

悪役ヅラして
悪態をついても、
吉本新喜劇にしか見えない(笑)

これからのプロレスでは、
リアルヒールな空気を持つ人間で無いと、
悪役になるのは難しいのではないでしょうか。

空気を読まずに生意気で、
和を見出し、

忖度なんて一切無視。

みんなを嫌な気持ちにさせるけれど、
実力はあるから押さえつけれない。

たとえて言うなら、
鈴木みのる的な。。。



ダーティ・ヒロイズム宣言

前回に引き続いての村松友視氏の一冊。

小説ではなく、
ヒールレスラーにスポットを当てた
プロレスエッセイです。

今の時代に求められているのは、
まさにこういうスタンスでの
悪役レスラーではないでしょうか。

今年のG1最終戦は盛りだくさん。

いろんな物語がスタートを切りました。。。

LA DOJO vs 野毛道場のヤングライオン対決

LIDの再結束

KENTAの裏切りとバレットクラブへの合流

そして

鈴木みのるの新日への宣戦布告。。。

いずれも育て方次第で、

ドキドキ、ワクワクの芽を持ったものばかり。

これから来年の1.4、1.5のドーム2連戦に向けて
どんなストーリーでマッチメイクされていくのか。

昭和プロレス親父は、
興味深く見守りたいと思います。



期待しております!メイ社長!

ダーティ・ヒロイズム宣言
プロレスの見方悪役を語りき
(情報センター出版 村松友視 1981/07/07)
行って参りました!

旧・常磐ハワイアンセンター、

現・Spa Resort Hawaiians!



東京駅から無料送迎バスが出ていて、

一泊二日朝食ゴルフ付きで、

2万円弱というお値打ち価格!

正直、

料理や宿泊施設は値段通りの

イマイチな感じだったんですが、



フラガールたちによるフラダンスは圧巻!



聞きしに勝るとはこのことで、



噂以上の美しさとクォリティ!!

彼女たちの前座的な扱いになっている

イケメンボーイズたちによる

ファイアーダンスもこれまたド迫力!



いやぁ

いいものを見た!という感じです。



七人のトーゴー

「私 プロレスの味方です」の村松友視氏の

短編小説集です。

久々に読み返したのですが、

いずれの短編も

プロレスと人の生き様を重ね合わせて見ている

村松友視ならではの作品になっています。

タイトルになっている「七人のトーゴー」は、

戦争直後、

米マット界にグレート東郷、トシ東郷といった

トーゴーを名乗る七人の日系レスラーがいたという

アメリカのプロレス専門誌を読んだ主人公が、

心に引っかかるものを感じて、

ハワイに訪れるという話です。

なぜハワイかと言えば、

そこには沖識名がまだ暮らしており、

彼に会えば

何かをつかめるかもと考えたから。

細かなアラスジはさておき、

この短編の中で重要な役割を果たすのが

キング・カーチス・イヤウケア!

プロレス者なら、思わずニヤリと笑ってしまうか、

大きく頷いてしまうかのどちらかです。

機会があれば是非読んでいただきたい一冊です。

でも今のプロレスファンが読んでも、
さっぱり理解でけへんやろうなぁ(苦笑)



七人のトーゴー(文藝春秋 村松友視 1982/9/1)