最近ロータリークラブや各種異業種交流会に行くことが多くなったのですが、1つ感じることは2代目、3代目の社長さんが多いということです。


 それだけ歴史もながいということですが、世界一の老舗企業は。神社仏閣の建設を業とする大阪の金剛組という会社だそうです。


 200年以上歴史のある会社が世界では5586社あるそうですが、そのうちの56パーセントを占める3146社が日本の会社だそうです。


 日本には、組織の文化や伝統を継承していくDNAが強いのだと思います。


 ところで、法律事務所はどうでしょうか。正確な統計がないのでインターネットをみて「老舗」「歴史」「法律事務所」などで検索した限りですが、私が見た限りでは一番長いのは東京都内にある岩田合同法律事務所さんかもしれません。明治35年(1902年)設立のようですので、114年の歴史があることになります。→http://www.iwatagodo-tr.jp/info.html


 また、私の検索して見つけた限りでは、京都の谷口総合法律事務所さんも昭和24年設立ですので、60年あまりの歴史があることになります。→

 http://nttbj.itp.ne.jp/0752410935/index.html


 ほかにも老舗法律事務所があるかもしれません。ただ、残念ながら私の周りには50年、100年続いている法律事務所はなさそうです。やはり、これまで弁護士は5,6年経てば独立するものだという暗黙の了解が成り立っていたので、自分の子供が法律家の道を目指し、難しい司法試験に合格しない限り事業は引き継げず、自分の代で閉鎖するということを繰り返してきたのではないでしょうか。

 ただ、事務所の文化や歴史を継承するということは、それぞれの事務所の理念や哲学、それに実績を承継するという意味では大事なことです。これができなければ、次の世代はまたゼロからリセットというのが普通なんでしょう。


 当事務所は平成16年10月設立ですので、今年の10月にやっと12年になります。

 私の父の事務所は昭和41年に東京新宿で設立ですから創業50年といいたいところですが、父の死亡と同時に昭和59年に閉鎖しておりますので、そのあと20年後に私が事務所を設立しても継続性があるとはいえないかなと思います。


 いずれにしろ、これからは法律事務所も文化や歴史を後世と次世代に承継していくというのが正しい道ではないでしょうか。

 

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