昨日家事調停員の自主勉強会に行ってきました。
私自身家事調停員の辞令を受けて早くも1年がたちました。
弁護士資格をもつ専門委員だからか難しい遺産分割調停や遺留分減殺請求調停などを割り当てられることが多いです。
私が家事調停にはじめてかかわったのは、裁判所で裁判所書記官をやっていたときです。
裁判所書記官になる前に研修を受けるのですが、その実務研修が家事調停と関わるきっかけでした。すぐわりあてられたのが民事事件担当だったので家事事件とは無縁でしたが、裁判所書記官という肩書がついて6年経った後、東京家庭裁判所の遺産分割担当になり本格的に家事調停にかかわることになりました。
そこでは、職人肌の強いベテランの上司、情熱あふれる同僚書記官と一緒に仕事ができました。また、さすが日本の家庭裁判所の中で1番大きい遺産分割部であったため、優秀な裁判官が配属され様々な経験をさせていただきました。家事調停委員の先生も個性あふれる優秀な方ばかりで非常に刺激を受けました。
東京家庭裁判所で調停事件を担当させていただいていましたが、今度は司法試験に合格したため裁判所から退職し、今度は弁護士として家事調停にかかわらせていただくことになりました。
いろいろな裁判所の家事調停を経験させていただきましたが、やはり今度は当事者の代理人としての立場ですので、いかに事件を解決していくかという視点よりも、いかに依頼者の望む結果を実現するかの方に重点を置くようになりました。
苦い経験もたくさんしました。
そして、家事調停委員の職務を拝命しました。私がみてきた家事調停員の先生方は年齢が高く風格がある方が多かったので、いまだ40歳代の私に家事調停委員が務まるか心配でしたが、1年間何とかやってこれました。
調停の現場だけではなく、勉強会で様々な家事調停員の先生方から私が知らないことを吸収できる機会を与えられて非常にうれしく思っています。また、私の経験の中で学んできた技術や体験など話して家事調停委員の方々と力を合わせて家事調停制度が機能するよう頑張っていきたいと思います。
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