勉強では反復練習が大事だ。
一度学んだところを答えとそれに至るまでの道程を完全に明らかにして、そうやって復習したデータベースから初めて出会う問題をパターン化すること。
そうすれば不明瞭な部分が段々と消えてゆき、文章や問題そのものを隅々まで理解できるようになる。
長文なら読解力が飛躍的に上がる。
実は僕は去年の夏休み明けの模試に向けて一日一題ずつ解いて、一回解き終わったら繰り返し繰り返しまた解いていくという作業を続けていくと模試の結果で勉強した国語の偏差値が59.7まで伸びた。
ほぼ60だ。
僕はその時確かな成長を感じた。
日々の単調な努力の積み重ねがこういう風になるのかと。
が、生憎その後はその勉強法を続けることなく成績は元に戻ってしまったが。
僕は確かにあの時伸びたし、あの方法を毎日無理のない範囲で続けていけば、偏差値70も夢じゃなかっただろう。
塾の先生も一回目に華々しい結果を残そうと考えるのではなく、寧ろ分からなければ答えを見ながらやらないといけないと語っていた。
定着しないまま、次々と問題を解いていくより自分の受容できる範囲の問題を反復して解いていった方が良いと。
効率の悪く、合理的な勉強方法はいい加減止めて入試本番に向けて無理のない範囲で頑張っていかないともう後がない。
やらないといけない、毎日効果的な、入試直結型の学習を。
ここでこけたら、偏差値43の大学が受からなければ、もう他に志望大学などない。
いや、同志社だけあったが、同志社は偏差値43を優に超える高学歴の範疇。
もう勉強するしかない。
無理のない範囲で、無駄なく、速く、正確に。
もう妄想なんてしてられない。
将来がかかっている。
本気出さないと、モチベーションを高めないと。
絶対合格できると。
僕は第一志望の大学をトップの成績で合格したい。
その為の努力も日々していく。
が、焦らない。
周りよりできてないから何なんだ。
模試ができてないからって本番で失敗すると決まった訳ではない。
勝気でいこう。
根拠のある自信を身に着けていく。
その為に日々本気で問題を解いていく。
自分に負けない。
僕は死にたくない。
僕は前途有望だ。