「獅子の子
落とし」は
獅子が
自分の
こどもを
谷底に
落とし
這い上がった
強い子だけを
育てるという
言い伝えから
できた言葉です。
転じて
こどもには
苦労をさせて
立派な人間に
育てることを
意味します。
先日
国際交流活動を
している
NPOの
おじさまと
お話しする
機会がありました。
聞けば
おじさまの
3人のこどもには
大学に行きたければ
自分で学費を払うように
と言っていたそうです。
3人のうちの
おひとりは
大学を卒業する
ことはなかった
ものの
紆余曲折あって
いまでは
一流大企業で
働いているそうです。
恐らく
その特異な経歴が
評価されたのだろうと
言っておられました。
実はぼくも
おじさまの
こどもたちと
同じように
言われて
いました。
そのため
大学に進学する価値
学ぶことの価値を
考えさせられたことを
憶えています。
日本の教育は
小中学校が
義務教育
とは言え
大学への進学率は
年々過去最高を
更新している時代。
いまや
6割のこどもが
大学進学するとなれば
大学に通う価値や
学ぶことの価値を
立ち止まって
考える機会は
なかなかない
のかもしれません。
その意味で
親として
かなり勇気のいる
決断ではあるものの
厳しい選択を
迫ることで
こどもに
考えさせるという
おじさまの
子育て論は
いまの時代
だからこそ
価値があるように
思いました。
ちなみに
ぼくは
学ぶことの
価値を深く
考えることはなく
大学とは
「人生のモラトリアム」
なんだなぁと
謳歌していました 汗汗
では、また明日!