信じる者

とかいて

「儲」かる

 

 

と読むという

ウィットは

教会にいると

時折耳にします。

 

 

この場合の

「儲かる」

というのは

 

 

天に富を積む

という意味です。

 

 

平たく言うと

徳を積む

と言ったところ

でしょうか。

 

 

 

 

ところで

最近相次いで

小学校や

中高時代の

 

 

先輩方と

お会いした

ときに

 

 

神父様の話

↑小中高とカトリック系の学校に通ったぼく

なるのです。

 

 

 

 

共通している

印象は

 

 

神父様

個性的

あったことと

 

 

尊敬できる

人物だったこと。

 

 

 

 

なぜだろうと思い

ある先輩に

問いかけてみると

 

 

「神父様は

運命を委ねて

生きているから

 

 

物質的・経済的

豊かさへの

執着がない

 

 

と考えを

話して

くれました。

 

 

日わく

神様や仏様を信じ

救い(救済)を求めて

日夜祈りや修行に

励んでいれば

 

 

その報いが

どうであろうが

 

 

運命として

受け入れ

られる…云々

 

 

 

神様、仏様以外に

恐れるものがない

 

 

人はむしろ謙虚に

なるのだなぁと

得心しました。

 

 

 

 

帰り道

ぼくも

 

 

立派で豊かな

人間になりたい

思いながら

 

 

先輩の言葉について

考えていたのですが

 

 

そもそも

神様であろうが

親友であろうが

 

 

なんなら

ぼく自身を

 

 

そこまで

信じられない

という結論に!

 

 

「信じる力」

 

にも才能が

あるように

感じました。

 

 

そう考えると

実在するかどうか

わからない

 

 

見えないものを

信じられる

神父様は

特別な存在です。

 

 

 

それにしても

サンタクロース

魔法使い

宇宙人

壮大な夢…

 

 

こどもも元来

見えないものを

信じる力は

すごいはず。

 

 

が…

社会の発展とともに

そういうものを

信じるこどもが

 

 

幼稚だと

揶揄される

昨今。

 

 

科学の発展が

「見えないものを

信じる力」

を奪っている

のであれば

 

 

何だか残念に

感じた夜でした。

 

 

では、また明日!

 

 

 

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