先週
幼児教室の
セミナーで
「こどもが
育つための
環境づくり」
をテーマに
お話をしました。
参加された
みなさんは
本当に熱心でした。
セミナー後も
個別の質問が
絶えず
少子社会の
救世主のように
感じました。
そんな中で
聞いた質問が
こどもの
習慣づくりの
難しさ!
ぼくが
話の中で
3点を固定することと
7つのオススメ習慣に
触れたことで
早速取り組もうと
考えたそうです。
↑嬉しいことです!
そこで
そのお母さんに
習慣作りの極意を
伝えることにしました。
「こどもは
大人が言うとおり
にはしません。
でも
大人がするとおり
にはします」
ノートルダム清心の学長だった
故シスター渡辺和子氏の言葉です
「こどもの思いやりは
その施された行為によって
形成されていくといわれます」
アメリカの心理学者
N.アイゼンバーグ博士の言葉です。
2人が共通して
言っていることは
言葉で伝えるよりも
行動で示すことの方が
効果があるということです。
実際に
こどもの
思いやり行動は
自分が
他者から
思いやり行為を受け
それを真似して
他者に施したときに
感謝されたり
ポジティブな
反応を得ることによって
その行為が
思いやり行動として
認識されるのです。
高校生のときに
校長先生から
学ぶとは
「真似ぶ」という
言葉から
派生しており
学問は真似する
ことから始まると
教えられました。
保護者自身が
大切にしていることや
継続してきた習慣を
こどもの前で
意図的に
見せることが
最もこどもにとって
良い習慣作りに
なるのです。
そう考えると
特別なことを
する必要はない
ということなんです。
そんな話をすると
保護者さんは
少し安心した表情で
帰って行かれました。
これが良いきっかけに
なったらいいなぁと思った
セミナーでした。
では、また明日!