もう何年も

通っている

散髪屋さんには

 

 

 人生の

ファシリテーター

 言うべき

 

 

やんちゃな

お兄さん理容師

います。

 

 

 

 

散髪をしながら

近況を話すと

 

 

歯に衣着せぬ

物言い

 

 

端的に

問題の本質や

気をつけるべき視点を

指摘してくれます。

 

 

 

 

先日は

ぼくの所属する

NPO活動に

↑無料塾・親子食堂の運営

 

 

少しずつ

協力者が現れ

感謝が尽きない

という話をしました。

 

 

食品を寄贈

してくれたり

 

 

手離す衣料を

↑活動資金にしています。

集めてくれたり…

 

 

いつか協力して

くださる方々に

 

 

ご恩返しをしたい

と目標を語りました。

 

 

すると

お兄さん理容師は

 

 

「恩返しなんか

別にせんでええよ。

 

 

それより

寺子屋に来る

こどもらが

 

 

人情を感じて

まっすぐ育てば

いいんよ

 

 

といつものように

短い言葉で

返してくれました。

 

 

 

 

恩は返すもの

ではなく

 

 

次の世代や

必要な方に

送るもの。

 

 

かつて

恩師が

そう語って

いたことを

思い出しました。

 

 

「マエセンは

真面目すぎるねん。

 

 

出来ることを

出来るときに

ちょっとだけやる

で十分やで」

 

 

そう言うと

お兄さん理容師は

やんちゃな

笑顔を浮かべました。

 

 

何だか

肩の力が

抜けるように

感じました。

 

 

人はみんな

関わり合って

生きています。

 

 

ある人にとって

ちょっとした

思いで施した

ものや行為でも

 

 

別の人にとっては

かけがえのない

ものになること

があります。

 

 

恩を返すのではなく

その思いやりの心を

他の人に広げていくこと

 

 

もっともっと

多くの人に

思いやりの輪が

広がっていく

ことの方が

 

 

みんなが

幸せになる

近道なのかも

しれませんね。

 

 

 

 

協力して

くださる方々への

感謝の気持ちを

 

 

こどもたちへの

行為によって

伝えていこうと

思った昼下がりでした。

 

 

では、また明日!

 

 

 

 

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